国産トライリンガル(英語・中国語)のススメ

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2010年 04月 14日

そしていわゆる機関銃英語が聞き取れるようになった(その1)

e0152956_218169.jpg「以前の自分の語学力がどの程度だったか」というのは、把握しづらいですよね。定期的にTOEIC(英語なら)やHSK(中国語なら)なんかを受験されている方は分かりやすいかもしれませんが・・・。

私はあいにく今年に入るまでそのようなテストを受けないままきてしまったので、なかなか自分の上達度を計る指標というものがありません。しかし「耳読書*」やPodcastを日常的に聞き始める以前、この英語が聞き取れなかったか、聞き取るのに苦労したのを覚えています。

http://www.youtube.com/watch?v=MbwzKEFx7N8&feature=related

Christina Ricciという女優さんがゲストで出演しているアメリカのトークショーです。30秒ほど経ったところで、ホストの男性が何か質問をして、Christina Ricciが"No"と答えていますよね。この男性が何を言っているのか分からなかったんです。それで、その後の会話も何の話をしているのかよく分からなかったんです。

テストで流れるようないわゆる"きちんとした"英語はわりと問題なく聞き取れていたのですが、ネイティブ向けの容赦ない英語は非常に聞き取るのに苦労していました。これが「多聴」を続けたおかげで、聞き取れるようになったんですよ。

ちなみに男性の質問は"You could be sneaking into the theater and seeing how people like the film while they are watching it…do you do that sort of thing?(=こっそり(自分が出演している映画が上映されている)映画館に忍び込んで、観客が映画を気に入っているかどうか確かめる?)"というものでした。

続きは次回・・・。

*「耳読書」とは、英語コーチ 金井さやかさん(http://www.english-box.com)の造語で、小説やエッセイなどが朗読された音声(=オーディオブック)を聞く、つまり「耳で読書する」ことを意味します。


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# by Mei_Mokh | 2010-04-14 21:11 | 英語学習法
2010年 04月 13日

このPodcastのおかげでワンランク上の英語に

e0152956_17101915.jpgそんなわけで、去年の夏頃からオーディオブックを聞いたり、時には同時に本を開いて英文を目で追ったりということを日常的にするようになりました。

当時私は少し古い型のipod nanoを使っていたので、オーディオブックと並行してPodcastも利用してみようと思い、適当なものがないかどうか探し始めました。そして…いい番組に出会えたおかげでいわゆる「機関銃英語」がはっきりと聞き取れるようになりました。これにはびっくりした。

当初よく聞いたのが、NHK World Englishです。英語が聞き取りやすいし、内容も日本のテレビや新聞で報道されているものなので、とてもとっつきやすかったです。「この用語はこんな風に表現するんだ」という発見もまた楽しみの1つでした。例えば陪審員制度がはじまったときに、陪審員を"lay judge"と言っているのを聞いて、「こりゃ知らなかったら出てこないよなー」と思ったのを覚えています。確かに"lay"という単語を辞書でひくと「専門家でない、しろうとの」という意味が載っていますもんね。

いきなり英語ニュースを聞くのに抵抗がある方は、上記のNHK World Englishのホームページに出ているTop Storiesのところだけでも目を通しておくと聞き取りの助けになるかと思います。「それだと続けるのがしんどい」という場合は、例えば前日の夜にNHKの19時(21時のでもいいし、朝の「おはよう日本」でもいいんですけど)のニュースを日本語で聞いておくだけでもだいぶ楽になると思います。

その他には王道でCNNやBBCの音声のみのニュースなんかを選んで聞いていました。

そしてついにいいのを見つけたんですよー。もともと旅行が好きだったので、何か世界各地のおもしろい場所を紹介するような番組はないかなーと探していたら、ありましたありました。Amateur Traveler というPodcastです。アメリカから発信されているものでChris Christensenという方がホストを務めています。毎回ある場所に旅行に行ってきた人、或いはその土地に住んでいる人をゲストに迎えて、Chrisと30分ほど主にQuestions&Answersのかたちでやり取りするんです。紹介される場所はアメリカ国内から日本を含めたアジア、アフリカ諸国など本当に様々で、Chrisの質問も「その場所に行くのに絶対持っていくべきなのは?」や「旅を安く済ませるにはどうしたらいい?」など実用的でとてもおもしろいです。例えば日本の広島に短期滞在している男性がゲストだったときに旅を安く済ませるためのコツとして「夕飯は夜遅くなってからスーパーに買いに行く。そうしたらたくさんのお弁当なんかが値引きされてるから!」ということを言っていました。

この番組を含め、ここで紹介したPodcastは全て無料でダウンロードできるので、私はバックナンバー(現時点で227エピソード)の中から興味のある土地が紹介されているものを片っ端から聞きました。半分ぐらい聞いたかなー。それぐらいから、リスニング力がUPしただけでなく、自分の話す英語が変わったように思います。もともと表面的に話すのだけは得意だったので、言いたいことは言えていたのですが、確実にレベルアップしました。そして、この番組やニュース、オーディオブック、映画などで聞いた便利な言い回しがスラスラでてくるようになったのもこの頃です。あと何がいいって、この番組は対話形式なので、相手ありきの英会話の最強のトレーニングになりました。

比較的聞きとりやすい番組かとは思いますが、やはりネイティブ向けの、標準的な発音・語彙を重んじるニュースではない音声を大量に聞くというのはとても効果的ですね。特におもしろかった&個人的に英語の勉強になったエピソードを以下にあげておくので、よかったらこの辺から聞いてみて下さいね~。


http://asia.amateurtraveler.com/2010/03/20/hiroshima-chugoku-japan-travel/ 
(広島および中国地方のエピソード:本文での紹介したエピソード。日本に来て驚いたこととして、「いつもどこからかおばちゃん(=middle aged woman)が出てきて、食べ物をくれたりハグしてくれたりする」と答えるなど、おもしろい話がたくさん聞けます。)

http://africa.amateurtraveler.com/2009/12/12/travel-to-johannesburg-south-africa-episode-211/
(南アメリカのエピソード:これは私が初めて聞いたエピソードです。まさに熱気ムンムンの異文化を味わえます!ゲストの女の子が話すのが上手なのもあって、とっても楽しめました。これがおもしろかったおかげで「バックナンバーも聞いてみよう」という気になった、お気に入りのエピソードです。)

http://asia.amateurtraveler.com/2009/04/04/travel-to-the-kingdom-of-bhutan-episode-179/ 
(ブータンのエピソード:観光者数が制限されているブータンの貴重な情報がたくさん聞けます。満天の星空など美しい自然について大いに語られています。ゲストがネイティブスピーカーではないのが、かえって聞きやすいです。)

http://asia.amateurtraveler.com/2008/10/25/seoul-south-korea-episode-157/ 
(韓国のエピソード:英語が聞き取りやすいです。)

http://asia.amateurtraveler.com/2008/08/23/tokyo-japan-episode-148/
(東京のエピソード:外国人の目に映る「日本」が凝縮されています。例えば温泉に書いてある「効能:胃腸病、リュウマチ、神経痛」なんて表示はめちゃくちゃおかしいらしいです。)

a href="http://asia.amateurtraveler.com/2008/04/26/iran-by-bike-episode-134/
(イランのエピソード:自転車でシリアからイランを横断し、さらに旅を続けるカップルがゲストのエピソード。テレビ・新聞などの報道とは全く異なるイランを知ることができます。ゲストの1人が「家にいると暗いニュースばかり耳に入ってきて『なんて世の中だ』と思ってしまうけど、この旅に出てから温かい人にたくさん出会って『世の中そんなに悪くないじゃないか』と感じた」と言っているのが印象的でした。)

http://southamerica.amateurtraveler.com/2007/05/13/episode-90-brazil/ 
(ブラジルのエピソード:ブラジル在住の男性がゲストのエピソード。英語が聞き取りやすいです。)

http://asia.amateurtraveler.com/2007/01/28/episode-77-teaching-english-in-japan/ 
(大阪のエピソード:英語教師として1年間日本に滞在した男性がゲストのエピソード。日本文化の大きな特徴の1つとして「正直さ(=honesty)」をあげ、高価なカメラを電車に忘れてしまったのに次の日に駅に行ったら手元に戻ってきた、という出来事を話しています。その「正直さ」のネガティブな面として、例えば1円足りなかっただけで欲しいものが買えなかった、という体験をあげています。なるほど~そう言われれば、日本ってそうだよね~、と思う話が盛りだくさんです。)


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# by Mei_Mokh | 2010-04-13 17:39 | 英語学習法
2010年 04月 08日

洋書が読めるようになった理由

e0152956_17591914.jpg前回の投稿で、外国語を話す上で失敗を恐れないことが大事だと書きました。つまり間違えても気にしない、完璧を求めないことが大事だと。

完璧主義からほど遠い自分の性格も、その意味では有利に働いたということも書きました。

でもそんな私でも、どうしても完璧を求めずにいられなかったのが「リーディング」です。

外国語を身につける上で、「読む」ことが効果的なのは分かっていました。「精読」も必要だけど、「多読」もとても重要だというのもよく聞きますよね。そして「多読」するときには、知らない単語がでてきてもいちいち辞書をひかないで、どんどん前に進むべき、ということもよく言われますよね。

でもねー、それができなかったんですよ。分からない単語を読み飛ばす、ということが。そのままにしておくことが気になって気になって。そのせいで、かなり単語力がついて、複雑な文章が読めるようになった後も、とても楽しんで洋書を読むことなんてできませんでした。これは中国語に関してもほぼ同じでした。

ところが、去年の夏ごろから急に洋書を読めるようになって、今までの約10ヶ月間に18冊程度の洋書を読みました。タイトルや読んだ順番も参考になるかもしれないので、また他の投稿で紹介しますね。

きかっけは『English AERA(2009年7月号)』に載っていた金井さやかさんという方の「耳読書」についての記事でした。

内容は、英語のオーディオブック(小説・エッセイなどを朗読した音声)をたくさん聞いて英語耳になろう、というものでした。『English AERA』のバックナンバーを手に入れることは難しいかもしれませんが、金井さやかさんは「耳読書」についてのご著書も出版されていますし(『英語は耳読書で学べ』,中経出版)、ブログでも英語学習についての情報発信をされていますので、興味のある方はチェックしてみて下さいね。

今まで人に薦められた学習法に飛びつくことはあまりなかったような気がするのですが、そのときは自分もとてもやってみたくなり、金井さやかさんが紹介されていた『ハリー・ポッター』シリーズのオーディオブックをすぐに購入しました。聞き始めてから、わりとすぐに話の中に入り込むことができ、続きを聞くのがどんどん楽しくなっていきました。

そのうち、ただオーディオブックを聞くというだけではなく、朗読されている本の方も揃えて、オーディオブックを聞きながら英文を目で追うことを始めました。この方法では、座って本を開く時間がないときに楽しむがことができるオーディオブックの利点は損なわれてしまいますが、やはりただ聞いているだけよりも負荷が少ないし、曖昧だった単語の発音が確認できたり、分からない単語がでてきたときにスペリングから推測した間違った発音を先に覚えてしまうこともないし、何より「自分でどんどん洋書を読めている!」という錯覚に陥ることができて、病みつきになってしまいました。

後で知ったことですが、オーディオブックを聞きながら本を読む方法は、英語圏の子供が1人で本を読めるようになるための練習としてよく行われているそうです。

そしてこの方法を続けてしばらく経った頃に、とても読みたい本があったのですが、どうしてもオーディオブックが見つからないという事態に陥りました。そこで仕方なく、その本を自力で読み始めたのですが。。。驚いたことに、オーディオブックの助けなしでも、スラスラ読めるようになっていたんです。その時点で英文を読む速度が上がっていたことには気がついていたのですが、かなりの量の小説(新聞のように決まった様式や背景知識がないものでも)を以前とは比べものにならないほどの少ない負荷で読めるようになっていました。まぁ、負荷の度合いは英文の難しさにもよるんですけど、そのときの印象はそんな感じでした。

もともと日本語の本を読むことが大好きだったので、英語で書かれた本を楽しんで読めなかったり、特に小説の場合その英文の醸し出す雰囲気を味わえないことは、とても残念なことでした。その意味でも金井さやかさんの記事を見つけたことはとてもラッキーだったと思っています。

このオーディオブックとの出会いは、その後の私の英語・中国語の学習方法に大きな変化をもたらしました。
次回はこの辺のことを書きますね。今は英語の話がメインになっていますが、そのうち中国語のこともでてきますよー。

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# by mei_mokh | 2010-04-08 18:18 | 英語学習法
2010年 04月 06日

いい加減な人ほどうまくなる!? ~完璧でない英語のお手本~

e0152956_16432373.jpg外国語を話すのがうまい人に「うまく話せるようになるコツは何?」と聞くと、「失敗を恐れない」という答えが返ってくることがよくあります。

全くその通りだと思います。したがって外国語を話すのに向き・不向きがあるとしたら、「失敗したくない」という思いの強い完璧主義の人は不向きという傾向があるかもしれません。逆に言うと、「間違っても平気~恥かいてもめげない」という、わりと大雑把な人の方が上達がはやいかもしれません^^

私はテストでしょーもないミスもするし、事務書類を作成するときにも記入漏れがあったり間違えて捺印したりはしょっちゅうだし、読み間違いや覚え間違いも多いし・・・といい加減で、うんざりすることが多いのですが、この性質は外国語のスピーキングに関してだけはプラスに働いたかも。

でもなかなか、「間違ってもいいから話せ!」と言われても、完璧でない外国語を聞きなれていない私たちにとっては、「とくかく話してみる」というのは結構難しいことなんですよね。

そこで、こんな画像を見つけてきました。

フィギアスケートの浅田真央さんと安藤美姫さんがプログラムの後に海外メディアのインタビューに答えています。これでも「失敗を恐れずに話す」ためのお手本にするには少々うますぎると思うのですが、お2人は細かい文法ミスや微妙なニュアンスなどは(恐らく)気にしないでどんどん自分の言いたいことを表現しています。

http://www.youtube.com/watch?v=hUcFZa4XlUE
http://www.youtube.com/watch?v=r5xfqzQlMGw&feature=related

例えば、真央ちゃんはインタビュアーに"that was beautiful, what do you think?"と聞かれた後に、嬉しいけどスピンをミスして"I'm a little bit sad"と答えています。もしも(もしもですよ)、真央ちゃんと同じ立場にたってインタビューされたとしたら、多くの人が「一瞬頭が真っ白になった」や「あのミスさえなければ完璧だったのに残念だった」といったより複雑なことを表現しようとしてタジタジしてしまうのではないでしょうか。ここはさらりと頭を切り替えて言えることを言いましょう。「ちょっと悲しい」"I'm a little bit sad"、これで気持ちは十分に伝わるでしょう。

英語ネイティブではない人(例えば私のフィリピン人の友人)と会話していると、"Last year, winter, I go back, my mother, heart, bad, operation, now, ok" といった感じで、単語をつなげただけの英語でも自信を持ってばんばん話してきます。こっちが聞き取れないと、聞きとれないこっちが悪いといわんばかりに、ちょっとため息ついたりして、「いい?もう一回言うよ」ってな感じでゆっくり同じようなことをもっと大きな声で言ってきます。

確かに単語だけをつなげた英語でも、自信なげに1語1語確認するかのように語尾上がりで言うのと、自信を持って堂々と話すので、伝わり方や自分の英語に関する自己評価(「私って英語けっこう話せてるんちゃう?」という手ごたえ)も変わってくるかもしれません。

さあー、とにかく今自分の言えることを声に出して話してみましょう!!!

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# by mei_mokh | 2010-04-06 16:30 | 英語学習法
2010年 04月 02日

はじめまして

こんにちは。

めいもっく と申します。

私は成人になってから外国語を勉強する楽しさに目覚め、長期留学することなく英語を身につけました。中国語に関しては幼少期に中国に滞在していたことがあるので発音面ではアドバンテージがあったと思いますが、文法や語彙を身に付けたのはやはり成人になってからです。どれぐらいのレベルかと言うと・・・今年1月に初めて受けた英検準1級で優良賞というのをもらいました(スピーキングは満点でした!)。比較するのは難しいですが、中国語もまぁ同じぐらいのレベルだと思ってます。(*1)

でもああいった筆記テストはとても苦手です。好きな小説や興味のある新聞記事なら何時間か続けて読んでも苦になりませんが(*2)、テストはしんどいー。

その分スピーキングは得意です。母語の日本語でも理論立てて物事を説明するのがあまり上手でないので、その辺は外国語を話すときにも苦労することもあるのですが、少なくとも流暢にしゃべっているような印象を与えるコツはばっちり抑えてます。

「外国語をペラペラしゃべる」や「国産バイリンガル・トライリンガル」という表現は、何と表面的で意味のないことだという考えもあるかと思いますが、その辺はまた後ほど触れていくとして。。。

とにかく、私自身が外国語を勉強してきた過程で、これは役立ったなーという情報を中心に、このブログに綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。


1* 英語は後にTOEICを受けて970点でした。中国語は未だに検定試験を受けれていません^^;
2* でも実は英語の小説を楽しめるようになったは去年のことです。そのこともまた後々書いていきますよー。


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# by Mei_Mokh | 2010-04-02 16:12