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2011年 06月 28日

やっぱり仲間がいると楽しい

e0152956_8253413.jpg私は留学していないこともあって、切磋琢磨し合う語学学習の同志という人はあまりいませんでした。それでも大学時代は仲の良かった友達が皆熱心に授業を受ける子たちだったし、その中の1人が英語がとても上手だったので追い付きたくて頑張って勉強してたかな。大学を出てから、特に主婦になり、子供を産んでからは、本や雑誌*以外で、直接誰かに刺激を受けたり一緒に頑張ったりということは、とんとなくなってしまっていました。

とはいえ、やはり「どんないい仲間がいても、結局のところは自分が頑張るしかないよな~」という気持ちが大きく、「励まし合う仲間が欲しい!」という思いもそれほどなく、ひとりで自分がやりたいように楽しみながら勉強してきました。

しかし最近になって、少し状況が変わってきました。

ここ最近、ひょんなことから見つけた「英語でしゃべるママの会」的なグループに月に1~2回参加しています。子連れで参加できる会なので、英語は喋れるは赤ちゃんともども気分転換できるはで、とても楽しんでいます。私の場合は、特に英語に関しては主人相手にいくらでも話せるのですが、やはり同じように外国語として英語を学んでいる人たちと話をするのはとても貴重です。主人が話しているのを聞いても「よし、英語をもっと頑張ろう!」とは思いませんが、日本人の方が話す上手な英語を聞いていると「もっと頑張ろう、もっと勉強しないと!」とファイトが沸いてきます。

私の場合、子連れなので参加できるグループも限られていますが、インターネットを使って検索してみるとおもしろそうな外国語でしゃべる集まりがたくさん出てきます。中国語のものも、わりとありますよ!参加する前にそのグループが安全かどうかをしっかり確認する必要がありますが、「せっかく勉強しているのに話す機会がな~い!一緒に頑張れる仲間が欲しい~!」と思ってらっしゃる方は、是非一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

もう1つ変化がありました。私には、このブログにも何度か登場しているやはり英語・中国語のトライリンガルの3歳違いの姉がいます。私が語学学習の虜になったのは彼女の影響が非常に大きいのですが、私が一発奮起して勉強を始めた頃には彼女はもう家を出て1人で住んでいたので、彼女の英語・中国語を聞いて参考にしたり、直接教えてもらったりということはありませんでした。

諸々の事情により、この姉が最近近くに引っ越してきました。お互い小さな子供がいたり、彼女には仕事があったりで、なかなか頻繁には会えないのですが、会うたびに英語・中国語を使ったり、学習法の話などで盛り上がっています。さすがに2人の間で英語もしくは中国語で話すというような不自然なことはないのですが、単語・フレーズレベルで混ぜて話したり、例えば娘に聞かれたら困る内容(「チョコレートあったっけ?」とか)を中国語で話したりすることはよくあります。

つい先日も「方向補語って、わりとプロダクティブに使う方?」と聞かれて、「全然ダメやねん。まる覚えしたもの以外なかなか使えへん。」と答えた後に、ああなんて素晴らしい会話だろうと、ちょっと感激してしまいました。また別の機会には、私が手が離せなくて3歳の娘が不機嫌になっているときに、姉が現れてさらりと"我来entertain"**と言っているのを聞いて笑ってしまいました。

結局のところ頑張るのは自分しかいない訳ですが、やはり1人で黙々と、時には悶々とひたすら勉強するより、同じような立ち場で頑張っている人の姿を見て刺激を受けたり、語学談義に花を咲かす、というようなことは終わりのない語学学習の道のりにおいてとても大事なことなのかもしれません。

私はこのブログを通しても、コメントを下さる方から刺激をもらったり、ちょっとマニアックなことで盛り上がれたりできて、とても嬉しいし、また「もっと頑張ろう」という励みにもなっています。この場を借りて、いつもありがとうございます!

*以前何度かご紹介した金井さやかさんの『英語は耳読書で学べ』(中経出版)や、月刊誌『AERA English』などをよく読みます。『AERA English』の今月号、立ち読みに飽き足らず買ってしまった。

**積極的な動作を表す"来"に、「楽しませる」の意味の"entertain"で、「私が相手しておくわ!」ぐらいの意味でしょうか。

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by mei_mokh | 2011-06-28 08:33
2011年 06月 26日

Youtubeの効果的な使い方

e0152956_2312595.jpgうちはケーブルテレビに加入していないし(しかもまだアナログテレビ。副音声切り替え機能さえついていないT_T)、最近はパソコンの前に座っていられる時間もなかなかとれないので、ますますiPhoneに頼りっぱなしです。iPhoneではYoutubeが見られるのでPodcastに加えて、英語・中国語で現地の情報に触れるのに大いに活用しています。

初めは好きな番組名や興味のある人物・キーワードなんかを打ち込んでは次々出てくる動画を楽しんでいたのですが、どうしても偏りが出てくるので、最近は次のような方法で見る番組を選んでいます。

Youtubeのトップ画面を開いたときに、画面一番下の「国/地域」のところが「日本」になってますよね?これを英語の番組を見つけたいなら「南北アメリカ」なり「オーストラリア」なりに、中国語の番組を見つけたいなら「台湾」「香港」(「中国」はありません)に変更します。このままでも自分が選択した地域でよく見られている動画がざっと表示されますが、画面一番上の検索バーの横にある「ランキング」表示に切り替えた方が、個人的にはおもしろい番組が見つけやすいように思います。

最近はこれで噂のJ.K.Rowlingのハリーポッターシリーズに関する発表も見つけたし、台湾の「非関命運」というおもしろい番組も発見して、それ以来よく見ています。海外に住んでいたら全くこんなことをする必要もないのでしょうけど、国内にいたって、ケーブルテレビがなくたって、現地の情報にたーくさん触れることができるんですよ!Youtube万歳です。

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by mei_mokh | 2011-06-26 23:08
2011年 06月 19日

完璧な人なんていない

e0152956_921416.jpg道徳の授業かというようなタイトルですが。。。

私は大学生になるまで中国語はもちろん英語もまーったく興味がなかったし、必死に勉強し始めてからも「文法の勉強」のような受験勉強的なことをするのは大嫌いで、興味のある教材を使って自分がやりたい方法で勉強してきました。その結果、スピードがあるネイティブに向けの英語・中国語はわりと聞きとれるようになったし、自分が言いたいことを表面的にペラペラと話すのもわりと得意になったのですが、やはりきちんとした文法を使うのが苦手です。未だにわりと基礎的な文法項目について、「え、そうやったん?」と思うことがあります。あと動詞の活用なんかでも、受験勉強を頑張ってきた人ならば間違えないような変なミスをよくします。

ここ数年、そんな自分の英語・中国語力をバランス悪いな~と思っていました。これじゃまるで表面的なところではちゃんとしているように見えても中身は空っぽの豆腐建築じゃないか、と。

でもわりと最近になって、実はかなり外国語がうまい人でも「私、これだけはダメなの」と思っている分野があることに気がつきました。しかも私と同じように「ある能力(スピーキングなりリスニングなり)においてはかなりいい線行くんだけど、実は私の場合『これだけは』全然ダメなの」というように思っているのです。

そこで気がつきました。そうか、どんなにうまい人でも(恐らくバイリンガルの人でも)そのほとんどが「実は私、ここだけはダメだ」と感じている分野がある。ということに。そして多くの場合において彼らが「自分はバランスが悪い」と思っている、ということに。

私のように「コミュニケーションはとれるけど基礎がきちんとしていない」と感じている方、逆に「受験勉強などは頑張ってきたしテストでもいい点をとれるのに実際のコミュニケーションは苦手」と思っている方、「テストで点もとれるし聞きとれるし話せるけどいかんせん発音が悪くて通じにくい」という方、様々だと思います。

「私の場合、他はいい線行くのにこの能力においては一般の人よりダメだ」という考えは捨ててしまいましょう。なぜなら皆がそういう苦手分野を持っているのだから。ましてや「受験勉強をしなかったから基礎がない。これはさぼってしまったツケだ。」のように苦手分野を取り返せないと決めつけ、居直ってしまうのは何とももったいないことです。

私も文法の勉強をするのは苦痛ですが、楽しみながら頑張っていきたいと思っています。

あ、でもね、参考書を買って文法の勉強をしなくても、たくさん聞いて読んでいたらある程度は文法面も伸びるんですよね。TOEIC満点はとれんだろうけど。

。。。いかんいかん、この考えが本腰を入れて文法の勉強をするのを妨げるんです。

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by mei_mokh | 2011-06-19 09:07
2011年 06月 18日

外国語が話せない理由

e0152956_8431638.jpg(勉強しているのに)外国語が話せない理由をあげだすと、語彙不足や文法面での問題点などテクニカルなことから、「勇気がない」や「間違えるのが恥ずかしい」といった心理的なものもあるわけですが・・・今回はすこし違った切り口から「外国語が話せない理由」を考えてみたいと思います。

例えばオーストラリア人である主人を連れて、日本人の友達や親せきの集まりに参加すると、みんなが盛り上がっているのに(主人が)どうも会話についていけていない時なんかは通訳してみるわけですが・・・通訳してみて意味は伝わっても、「?」という顔をしていたり、あからさまに「なんでこの話でそんなに盛り上がるの?」という顔をしていることがわりとあります。

考えてみると、話自体は大しておもしろくもないんだけど、話し手の口調だったり、ある芸能人の流行りのギャグがちょこっと入っていたり、聞き手のつっこみのタイミングなんかによって話が盛り上がっているってことがよくあるんですよね。そんな色んな意味でダイナミックな会話を訳してしまっても当然おもしろくないわけです。

皆さんは「あーなんでこんなにうまく(外国語が)話せないんだろう!」「もっとうまく話せたらいいのにな~」と思うときはどんなときでしょうか。

ある特定のトピックについて話し合う機会があって、自分が皆とシェアしたい明確な意見があったにもかかわらず、うまく表現できなかった。。なんて悔しい思いをしたときには、1人になってから「あの時はなんて言えばよかったんだろう?」と伝えたかった意見をスラスラ言えるようになるまで練習してみたらよいかと思います。こういったことを何度か繰り返すうちに、表現できることが少しずつ広がっていきます。

一方で多くの方が、普段家族や仲の良い友達と何とな~く話しているようなことをそのまま外国語で表現しようとして、うまくいかずむしゃくしゃされることが多いのではないでしょうか。

コミュニケーションの研究をされているニック・キャンベル先生(トリニティカレッジ教授)という方のご著書の中に、私のお気に入りのパラグラフがあります。

"娘は学校で友達と十分にしゃべっているはずですが、家に帰ってすぐまた携帯電話でしゃべっている。なぜでしょう。あれは情報を交換したいのではなくて、サルの時代から毛づくろいしあっているコミュニケーションの代わりだと思う。" (『ヒューマン・インフォマティクス』工作舎,ニック・キャンベル「表現豊かな声の秘密」)

これほど日常的なコミュニケーションの真髄をついている文章はないのではないでしょうか。毛づくろいコミュニケーションは、情報を伝えるためのコミュニケーションとは違って、ただ何となく型の決まっている言葉のやりとり(例えばこういう発言をすれば相手は同調する、こういう発言をすれば相手はつっこむ、など)を楽しんでいるということがわりとありますよね。毛づくろいの代わりであるコミュニケーションをうまく他の言語で表現するというのは、多くの場合において大変難しい、或いは不可能であるといってもいいかと思います。

「話せない」を、「話すことがない(=他の人とシェアしたい明確な意見がない)」と混同してはいけません。「話したい」と思うならば、まず「話すべき自分の意見」をしっかりと持つことが何より大事です。日本語ではっきりと表せない考えは、もちろん外国語でも表せません。

ここに書いたことは日本語母語話者のみならず、誰もが外国語を話すときに普遍的に重要なことだと思います。しかし私たち日本語母語話者は「話す内容をしっかり持つ」ということを人一倍意識する必要があるかもしれません。

アルクが出版している"ALCOM WORLD"という月刊誌の2011年4月号に「マルチリンガル道場」という対談コーナー*がありました。そこに対談者のうちにひとりである鈴木武生さんという方(もう一人の対談者はダーリンは外国人でおなじみのトニー・ラズロさん)が以下のような発言をされていました。

「外国語を話せるようになるためには教養を高めることは重要だと思います。『英語は話す内容がなければ話せない言語だ』とよくいわれますが、これに対して日本語は非常に皮膚感覚の言語なんですね。あまり抽象概念や理屈を話すのが好きではないし、筋道立って言うことも好きではない。」

「英語は話す内容がなければ話せない言語だ」というのはよくいわれるんでしょうか。この対談だけからでは鈴木さんという方がどのようなことをイメージしてこの発言をされているのかはっきりとは分からないのですが、私は多かれ少なかれ「英語は話す内容がなければ話せない言語である」という意見に賛成です。

英語ほどでないかもしれませんが、これは中国語にも(恐らく他の言語にも)言えることです。

このブログを読んで下さっている方で「勉強しているのに外国語が話せない!」と悩まれている方がいらっしゃれば、50%、或いは80%ぐらいは「勇気がない」「自信がない」「間違うのがいや」といった心理的なことに加えて「実は話すことがない」ということが原因になっているのではないでしょうか、、というのが私の考えです。語彙・文法知識の不足といったテクニカルな面での問題は案外少ないかもしれません。そしてこういったテクニカルな面は、何とか自分が言いたいことを表せるようになってから、長い時間をかけて少しずつ磨きをかけていけばよいのです。少ない語彙・不完全な文法で自分の言いたいことをばんばん言ってくる外国人学習者を見ていると、つくづくそう思います。彼らは語彙・文法知識は少なくても、話したいことだけはたくさんあってしょうがないのです。このガッツ、見習いたいものです。


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by mei_mokh | 2011-06-18 08:51
2011年 06月 14日

あいさつが苦手な日本人?

e0152956_8305279.jpg前々回、前回のような話を聞くと、「やっぱり日本人ってお人よしなのかしら~」と思ってしまいますが(そして実際のところそうなんでしょうけど)、海外に行くと全く逆のことを体験する場合があります。

はじめてアメリカに旅行に行ったときに現地の人たちがやたらと"Excuse me"と言っているのが気になりました。特に少し狭い場所ですれ違いざまに言う"Excuse me"。日本では「すみません」と言う必要がない場面、もしくは分かるか分からないか程度に頭を下げる程度でOKな場面でも、はっきりと"Excuse me"。なぜこの日本との違いをはっきりと記憶しているかというと、アメリカでたまたま入ったカフェで、ちょっと触れてしまう程度にすれ違ったときにいつもの癖で何も言わなかったら(多分相手の人はとっさに"Excuse me"と言った)、大きな声で"Say excuse me!"と叫ばれたことがあるからです。びっくりしました。こんな風に叫ばれることはあまりないでしょうけど、まあ私もひとこと言うべきだったんでしょうね。

あとは欧米諸国に行くと、自分がドアを開けたときに反対側から出てくる人がいたり、自分の後ろにも人がいるような場合には、その人たちのためにドアを開けておいてあげるのが一般的ですね。日本でも多くの方がされますが、欧米諸国では「絶対に」「さりげなくではなく」皆さんやられます。そんなときも笑顔で"Thank you"ですね。頭を軽く下げても、日本のことを知らない人には「あら、この人"thank you"言わないわ」と思われてしまうでしょう。個人的にはこの"Thank you"はわりとすぐに出てくるんですが、自分がドアを開けて人に"Thank you"と言われたときにさっと言い返す言葉が出てこないんですね。「どういたしまして」は"You are welcome"と習っているんですが、一瞬のコミュニケーションなので"You are welcome"はいささか長いのです。そこで言うなら"Sure"ぐらいがいいですよね。次に機会があればさらりと言ってみます。

ぱっと返すのが難しいといえば、なんといってもすれ違いざまの"Hi, how are you?"の返しです。"I'm fine. Thank you. How are you?"と習った通りに言おうとすると、相手はもう遥かかなたへ歩き去ってしまっています。色々試した結果いちばんうまくいくのは"Good."という返しです。余裕があれば"Good. How are you?"と返せればいいのですが、まずは自分が"Good."と答えることが大事かな。

日本は本当にサービス大国なので、お店に行っても店員さんとのやり取りで不愉快な思いをすることはあまりありませんよね。義母(オーストラリア人)が100円ショップで鏡を買ったときに「あの店員さん、100円のために3回(いらっしゃいませ。105円お預かりします。ありがとうございました。)も頭下げてくれたわよ。」と驚いていました。海外に行くとわりとよく「え~?」という態度で接客をしている店員さんを見かけますが、一方で全く商業的でない笑顔でまっすぐに目を見て"Thank you"と言ってくれる店員さんもいます。こういうマニュアル的でない、まっすぐ相手の目を見て言うあいさつというのは、私たち日本人は苦手かもしれませんね。これはなかなか素敵なもんです^^

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by mei_mokh | 2011-06-14 08:33
2011年 06月 11日

日本人は謝りすぎだと言うけれど

e0152956_6562636.jpg先日家探しをしていた姉が、「今日物件を見せてくれた不動産屋さんのお兄さんは、すーべてのセンテンスが『すみません』から始まっていた」と言っていました。「すみません、こちらを見て頂いてもよろしいですか」「すみません、共益費は6000円になります」「すみません、トイレはウォシュレット完備です」などなど。

そういや私もだいぶ前に駅で「リュックが開いていますよ」と通りすがりのお姉さんに教えてもらったときに「あ、すみません」と言ってたな。。。日本語としては問題ないのですが、やはりこういうときには「ありがとう」と言いたかったもんです。

そんなわけで外国語を話しているときに限ったことではないかもしれませんが、(でもやはり外国語を話すといつも以上に)日本人は謝り過ぎですね。女優でフランス在住の中山美穂さんがLEEという雑誌に連載コラムを書いているのですが、以前カフェで水をこぼしてしまって自分の服がぬれてしまったときに、とっさに彼女の口から出た言葉が「ごめんなさい(フランス語で)」だったとか。それを聞いたフランス人(ウェイトレスだったかな?)が「どうしてあなたの服がぬれたのに、謝るの?」と言われたと書いてありました。

周りに迷惑をかけないことを重んじる文化は素晴らしいと思うのですが、特に外国語を話しているときに何となく肩身の狭い思いがして、ついつい「すみません」「ごめんなさい」を連発してしまうのはよくないですね。なぜかと言うと、(外国語を話しているときの)自分の態度・言語力に自信を持てなくなるからです。聞きとれなくても"I'm sorry("对不起")"と言うかわりに"Could you say that again?" "Pardon?"と聞き返す方がずっといいです("Pardon?"と同じ意味で用いられる"Sorry?"なら全く問題ないですけど)。聞きとれなかったときにとっさにタイミングよく"Could you say that again?("请再说一遍")"というのは、わりと難しいのですがこれはもう癖なので頑張って言うようにしていたら、自ずと口から出てくるようになります。

自分が言ったことがうまく伝わっていないようで「は?」という顔をされても謝らないでいいです。「分からないあなたも悪いのよ」と縮こまる自分に言い聞かせて、もう一度はっきりと伝えてみましょう。あの「は?」と言う顔をされると(或いは「あー?」なんて言われると)結構傷つきますが、ひるまないで下さい!

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by mei_mokh | 2011-06-11 07:00
2011年 06月 09日

恥ずかしい質問

e0152956_7512196.jpg欧米・中華圏をはじめとする多くの国々の人が直接的な表現を好むのに対して、私たち日本人は婉曲的な表現を好むというのは有名な話ですが、このことと今日のお話は関係あるのでしょうか。。。そういや先日も娘を抱っこしながら中国語のWeb Lessonを受けているときに中国人の先生に"你女儿比你可爱(娘さんの方があなたより可愛いわね)"とはっきり言われました。まあ娘のことを褒められて嬉しくない親はいないので、いいんですけど。

昨年末に2人目の娘を出産したのですが、今回は旦那(オーストラリア人)の母がオーストラリアから遥々助けに来てくれました。3歳になる長女がいるので出産時が大変になるだろうから、出産前に日本に来てくれるということになったのですが、これがチケットをとるのが結構難しかったんですね。そんなに長いこと滞在もできないので、なるべく出産ぎりぎりに到着したいけれど、もし出産が早くなって到着前に生まれてしまったら大変だし・・・というのでなかなか出発日を決められずにいました。

そんなわけで私たちは、早い段階から「いつ生まれるんだ!?」ということをかなり気にかけていたのですが・・・。妊娠後期に入ると、健診のたびに義母が「いつ生まれそうか聞いておいて」と私たちに言うんですね。出産予定日はもちろん知らせているので、彼女が言っているのは「今の状態だと何日に生まれるか教えて」ということなんです。でも臨月に入ったとしても(もちろんこの質問をはじめたのは臨月に入るずっと前)、何日後に生まれるなんて医者にも分かりませんよね。。

で、健診のときにお腹の中の赤ちゃんのサイズを測ったり、心臓の動きなんかをチェックしてもらった後に、「あのー、いつ生まれますか?」と聞くわけですがやっぱり先生も笑うしかないわけです。「予定日は1月12日になってまうけどね。今のとこは早産の可能性もないし、まぁ予定日の1週間前後ぐらいでは?としか言えません。」と言われました。

そういえば1人目を妊娠したときに、義母の時代にはなかった「超音波」でお腹の中の赤ちゃんを見ることができるんだよ、と伝えたときに、ひとしきり感動した後「その超音波というのが赤ちゃんの体に悪い影響を与えないか、念の為に聞いておいて」と言われました。医者に聞いた結果は「赤ちゃんの体に悪いことをやるわけがないでしょ」とのことでした。まぁそうですよね。。。

これは私が覚えているうちのほんの2つの例でしかないのですが、とにかくこういう「え、そんなこと聞くの?」という質問が多いんです。おもしろいと思ったので、彼女が来たときに色々聞いてみたら、程度の差はあれど「いい回答をもらえないであろう、と思う場合でも、とりあえず自分の疑問はぶつけてみる」というのは義母のみならず少なくとも欧米社会では一般的な態度であることが分かりました。「大事なことなら恥ずかしがる必要ないじゃない。予想通り答えがもらえなかったらそれまでだし、何か有益な情報をもらえたならばラッキーじゃない」と。

そういえば、先日娘がロタウィルスという毒性の強いウィルスに感染して、不調が2週間ほど続いたんですね。心配して仕事をぬけて病院に来た旦那も診察室に一緒に入って先生のお話を聞いていました。私は処方してもらうことになっていた薬の使用法や、もしそれでも嘔吐が止まらなかったらどうしたらよいか、またこの先どんな症状が起こり得るか、などの質問を先生にしていました。最後に旦那に「何か他に聞いておくことない?」と聞くと、彼は「えっと、娘はいつ治りますか?」と先生に聞きました。この質問はちょっと・・・。私の感覚としては、「そりゃ確かにいつ治るか私だって知りたいけど、そんなもん今後の病状次第やし、先生も親も必死でできることをやってても、なかなか治まらないで心配してるっちゅうのに、そんな質問するか?」という感じでした。「一般的にロタウィルスに感染すると完治するまでにどのぐらいかかりますか」ぐらいなら分かりますが。

とにかくこういった具合です。例えば英語圏の国で、実際にどのような感じでこの「えっ!?」と言いたくなる質問・返答のやり取りがなされているのかまだ観察できていないのですが、少なくとも日本で日本語でこういったやり取りをするとかなりまぬけです。案の定「えっ!?」という顔をされますから。

その昔、姉の香港人の友達が日本に遊びに来た時に、2人でショッピングに行ったそうですが、「あれを試着したい」「あれも持ってきて」「これと違う色のものはないの?」「同じようなデザインでフリルが少ないやつは?」などなどなどなど、は店員さんへの要求がどんどん激しさを増していき、決して遠慮がちなタイプではない姉も最後には「ほんま、もうよー言わんかったで」と言っていました。こんなこととも、少し関係があるのかもしれません。

突き詰めていけば、「自分が持っている権利は存分に使う」とでもいいましょうか。「診察を受ける者として、親として、知っているべきことを聞いて何が悪い?」「客が自分が欲しいものを吟味するのに店員を存分に巻き込んで何が悪い?」などなど。。

例え言語自体をうまく扱えるようになっても、円滑な異文化コミュニケーションをはかるためには乗り越えるべき壁がたくさんありますね^^;

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by mei_mokh | 2011-06-09 07:54
2011年 06月 01日

最近したこと

e0152956_23175549.jpgここんとこ随分と比重を中国語において毎日を送っています。語学ってのはちょっとさぼっているとそのツケがてきめんに現れるもんで。。。中国語がかなり出にくくなっていたのでちょっと頑張ってます。

ショックなことにほぼ毎日聞いていたBBC中文版のPodcastがなぜか聞けなくなってしまったんですが*、おかげでいいものを発見しました。それはVOA(Voice of America)の中文版です。Podcastもあるのですがそれもなぜか6~7分のさっと聞けるニュースは視聴させてくれないので、はじめは「じゃ~しょうがない」という感じでVOA中文版のアプリ(350円)をダウンロードしたんです。これは中国語ジャーナル5月号でも紹介されていたので試しに聞いてみたのですが、これがいい!学習者向けのアプリで、読み上げられるニュースは全てスクリプトがあるし、いろいろ学習者にとって嬉しい機能もついているのですが、なんといってもいいのがカバーするニュースの幅が広いんです。アプリ内のニュースのカテゴリーを見れば分かるのですが「中国」「台湾」「国際」「美国」「亜太」「中東」「欧州」など国際的な時事ニュースあり、また「教育」「科学技術」「環境」「健康」などのカテゴリーもありとにかく様々な話題に触れることができます。またこれもBBC中文版と同様、客観的な立場から中国国内のニュースや両岸問題などが扱われています(そういえば「人権」というカテゴリーもあり、中国の人権問題が容赦なく取り上げられています)。

そんな訳で私はVOA中文版をiPhoneを使って楽しんでいますが、もちろんホームページにいけばiPhoneなどがなくてもニュースをチェックできます。画像や音声つきのニュースもたくさんUPされています。

その他にちょっとはまりかけているのが、中国語音声付のディズニーアニメのDVDを見ることです。たまたま子供が近所のTSUTAYAで借りてきたリトル・アインシュタインというディズニーDVDが日・英以外にも中国語・スペイン語・タイ語・韓国語などの音声付というもので、それをこっそり見ているうちに病みつきになってきました。今回も何とか子供を言いなだめて中国語音声付のミッキーマウスを借りてきました。ミッキーの声って何語の吹き替えでも同じ声質でわりと聞きづらいのですが(ちなみにいちばん聞きづらいのはドナルド)、登場人物の名前とか、秘密の呪文やトゥールの名前とかね、中国語版を聞くとおもしろいです。そして意外に語彙が広がります。ちなみに日本国内で販売されているディズニーDVDで中国語音声が入っているのは私が調べた限りでは以下の5枚です。

-ミッキーマウス クラブハウス/まほうのことば
-プーさんといっしょ/スーパー探偵団(たんていだん)のクリスマス・ムービー
-リトル・アインシュタイン/すてきな たんじょうび
-リトル・アインシュタイン/はじめてのぼうけん
-DISNEY PRINCESS おとぎの国のプリンセス/夢を信じて


あとは中国語でちょこちょこ日記を書いたり、BitEXのワンコインレッスンの月謝制チケット(7200円で、毎日25分のレッスンを1カ月受けれるというもの)を購入して平日はほぼ毎日レッスンを受けています。小さな子供がいるので、教科書を使ったレッスンなどは無理なので、大抵抱っこしながら自由会話のレッスンを受けています。25分ぐらいなら何とかなりますよ!

あとはひたすら好きな中国語のテレビ番組をYoutubeで見たり聞いたりしてました。えらいもんで、この程度中国語漬けの生活を2週間ぐらい続けると、だいぶ効果がでてきますね。中国語が出やすくなったし、ふと気がつくと中国語で何かを考えていたり、旦那に中国語で話しかけそうになってしまったり・・・。

ちなみに最近見てめちゃくちゃおもしろかったのは、やっぱり『康熙來了』の台湾在住の外国人がゲストの回のものです。みんなうまいですね~。

あと映画も暇を見つけてはちょこちょこ見たりしているのですが、随分と話題になった『非誠勿擾(馮小剛監督、葛優、舒淇主演、邦題は『狙った恋の落とし方』)』はストーリーの好き嫌いはさておき、かなり学習向けだと思います。全般的にセリフが多いし、何といっても葛優の発音が明瞭だし、変な雑音が少ないし。

そうなると英語に注ぐ時間がぐっと短くなってしまうのですが、NHKニュース、Anderson CooperのPodcastはなるべく毎日聞くようにしています。あとはAudiobookをちょこちょこ。。。最近もう一度読み返したいけど読む時間がない(というか他に読みたいものがありすぎる)という本をAudiobookで聞くことが多いです。最近では村上春樹の『ノルウェーの森』と『走ることについて語るときに僕の語ること』の英語版を聞きました。他にちょっとおもしろかったのは、日本語訳もでているようですがTal Ben-Shaharの"Happier"です。タイトル通り、「より幸せ」になるためにはどうしたらよいか・・・ということが書いてあるのですが、自分の語学学習の態度ともリレイトできる箇所があって共感できました。そして今現在聞いているのが話題のKazuo Ishiguroの"Remains of the day"です。確かにgood novelという感じなのですが、夜寝る前に聞くと2分ぐらいで寝てしまってなかなか進みません。。。その他に、以前"Tara Road"という小説を聞いてはまったMaeve Binchyというアイルランドの女性作家の"Heart and Soul"という小説を、こっちは「聞く」のではなくてちゃんと読んでいます。かなりやさしい英語でどんどん読めるし、ストーリーも期待を裏切られませんでした。おもしろいです。

ダラダラと自分がやっていることを書いただけで・・・「どや!頑張ってるやろ!」といわんばかりですが、実際のところは本なんて夜寝る前に5分~10分ほど読んでいるだけです^^; とにかく、何かの参考になれば幸いです~。私も皆さまがコメント欄で教えて下さる本やドラマなど、とても参考になってます:)ありがとうございます!

*後日、また聞けるようになりました。

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by mei_mokh | 2011-06-01 23:27