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2011年 05月 23日

役に立つガジェット その2

e0152956_1143346.jpg今回ご紹介するのはICレコーダーです。

私はICレコーダーを使って以下の2つのことをしています。

(1)好きな番組や映画・ドラマなどの音声を録音する。
(2)自分が英語・中国語を朗読したり、スピーチしたりするのを録音する。

(1)は、Youtubeなんかで見つけてきた好きな番組や好きな映画やドラマのDVDの音声を、パソコンやテレビからICレコーダーに別売りのコードをつないで録音します。別売りのコードは電気屋さんや100円ショップなんかでも売っているものです。もし分からなければ電気屋さんで「パソコンやテレビの音声をICレコーダーに取り込むときに使うコードはありますか?」と聞けば必ず見つけてくれるはずです。私は大好きな台湾のお笑い番組『康熙来了』のおもしろかった回を録音して、繰り返し聞いては同じところで笑っています。歩きながら、家事をしながら、にやにや笑っています。幸せです。映画なんかは全部録音してしまうと長いので、好きなシーンやかっこいいセリフがあるところだけでも録音して、何度か聞くといいですよ。これはリスニングの勉強になるという意味でもちろんいいのですが、通勤時間が長い方やウォーキング(ジョギングはしんどいかもしれませんが)なんかをされるときに聞くものがない、なんていう方におすすめです。音楽ってわりとすぐにネタがつきてしまう、という方が多いのでは?しかも経済的です。

英語でももちろん勉強になりますが、中国語をやられている方は字幕なしで音声のみを頼りに理解する絶好の練習になるので是非お試しください~。

(2)は、発音チェックというのもあるんですが、でてきた単語などをしっかり覚えたいけどCDがついていない参考書や、オーディオブックが聞きたいけど見つからない本なんかを仕方なく自分が朗読しているうちに思いついた方法です。自分の声を録音して聞くのは(ましてや外国語となると)鳥肌が立つほど気持ち悪いんですけど、まぁ自分しか聞かないにしても録音するとなると何度も上手に読めるように練習するので、それだけでも勉強になるし、自分の声で吹き込んだものってわりと覚えやすかったりするんですよね。発音のまずさを聞いて「うぇ~」となって、必死で練習する、という効果もあります。

私はかなり控え目に見ても語学オタクだと思うのですが、それでも机に座ってしっかり勉強するのはやはりツライです。おもしろくない教材を使うのも大嫌いです。このように自分が好きな材料を自分で見つけてきて、歩きながら聞いたり、隙間時間にぱっと聞いたりというのなら苦になりませんよ。

ICレコーダーとして世に出ているものなら何でもいいように思いますが、このSANYOのものは余計な機能がついておらず使いやすいです。録音したものはiPhoneやiPodに取り込んで聞いています。録音の設定次第ではかなりの量が入りますが、ハードディスクなどに名前をつけて管理しておくと後々もう一度聞きたくなったときに便利ですよ。

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by mei_mokh | 2011-05-23 11:51
2011年 05月 17日

役に立つガジェット その1

e0152956_22182933.jpgガジェット(gadget)とは「気のきいた小道具」なんていう風に辞書にのっていますが、スマートフォンやら電子辞書やらといった便利でコンパクトな電化製品を指すことが多いですね。海外に行ったときにガジェット大国である日本から来たことを知るなり、(様々なガジェットに対する)質問を浴びせられることがあります。

今回・次回と語学学習をする上で手放せなくなってしまったガジェットを2つご紹介します。iPhoneについてはイヤというほど過去に書いたことがあるので、(使用頻度でいえばiPhoneがナンバーワンなんですが)敢えて別のものを。。。

まず1つ目はわりと最近購入した電子辞書でCanonのwordtankというものです。もともと使っていたEX-Word XD-R7300という2003年頃に購入した電子辞書が半分に折れてしまい、「次購入するなら中国語の手書き入力ができるもの!」と思っていたのですが、そうなるとびっくりするぐらい値段が高いですよね。早く欲しいけど、そんな値段が高いものをさっと選んですぐに買えない・・・というわけで、次の高機能電子辞書を買うまでの間に使えるものを、と思って購入したのがwordtankです。手書き入力はできないし、機能も広辞苑、漢字辞典、英和・和英辞典、中日・日中辞典、英中・中英辞典といった基本的なものに、一応「単語帳」やら色んな国の言葉の「簡単旅行会話」なんかが入っています。いわゆるtransitional periodに使うものとして購入しただけなので、そんなに期待していなかったんですが、これが当たりだったんですよー。

何がいいってまず安い。アマゾンで7,400円でした。最新の高機能辞書(といってもピンキリですが)の6分の1ぐらいの値段じゃないですか。

そして次に商品の写真を見て頂いたらお分かりになるように、これは計算機のようなデザインで、ふたを開けて操作をするタイプの辞書ではないんですね。したがって画面は小さいのですが、カラーだし、例文の表示などの操作が簡単なので、(画面の小ささは)全く気になりません。この「ふたを開ける」というひと手間が省けることによって、辞書をひくのがぐっと楽ちんになるんです!自分でも驚きました。私は普段机の前で勉強することは皆無なのですが、ソファーにどっかり座ったり寝転んだりしながらでも、このふたなし辞書ならば簡単にひくことができるんですね。辞書をひく回数がいっきに増えました。

また私が購入した中国語版には、中英・英中辞典がついています。これがまた便利なんですよ。表現したいことが日中辞典ではうまく探せないけれど、英中では探せる、なんてことがわりとあるんですね。本当は中・中辞典がついているものがどうしても欲しかったのですが、英中・中英辞典の方が便利は便利かもしれません。中国語の勉強には中・中辞典がもちろんいいんですけどね。

元の値段は26,250円と出ていたけど本当だろうか(まぁ本当だろうけど)?同じシリーズの英語のみのものや、韓国語版なんかを見ているとやはりお得。英語のみのものは、英英辞典も入っているようなので、これも良さそうですよ~。キーが小さくて若干押しにくいのですが、パソコンのように早打ちする必要もないので私は満足しています。あとね、電気屋さんなんかで色々見ていると、手書き入力って結構うまく認識されないことがあるんですよね。それで結局、部首から調べないといけなくなったりして・・・。よく考えると、ふたがついてるだけで面倒くさいと感じる私が付属のペンを握って手書き入力までして頻繁に辞書をひくかというと疑問なので、もうこのwordtankとiPhoneから見れるオンライン辞典(iPhoneを使えば手書き入力できます)でいいや~と思い始めているところです。

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by mei_mokh | 2011-05-17 22:22 | 中国語学習法
2011年 05月 11日

やらない方がいいこと その2

e0152956_2010115.jpg今回は学習法ではなく、外国語を話すときの態度とでもいいましょうか。。。そんなお話です。

当然のことですがbad word/骂人话は言わないに越したことはありません。外国語を話す以前の問題ですが、つたない外国語の中にbad word/骂人话が出てくると、聞いている方は苛立ちも2倍といったところではないでしょうか。特に日本語の「超~」といったニュアンスで使える英語のfucking(すみません)なんかは、おもしろそうでつい使ってみたくもなりますが、絶対だめですね。若い英語学習者の男の子なんかが使ってるのをたまに聞きますが、全くクールじゃありません。また日本語のそれとは比べ物にならないぐらい豊富な中国語の骂人话も「言ってみたいなぁ」という衝動にかられますが、絶対にやめましょう。

これとは全く別のレベルの話ですが、もうひとつ私が経験的にやめた方がいいだろうなぁ、と思っていることに「方言の真似」があります。

特に真似のしやすいオーストラリア英語の"a"の発音や、台湾国語なら"shi", "chi", "zhi"などを敢えて巻舌音なしで発音することでしょうか。

もちろん初めて中国語を学んだのが台湾で、それが台湾国語の発音だなんて全く知らずに話していた!、なんていう場合のことを言っているのではありません。ずっとイギリスで生活していてイギリス人のイギリス英語にどっぷりつかってしまっていたので、今更イギリス英語以外は話せません、なんていう場合のことでもありません。

まだ基本的な文法のミスもたくさんするし、語彙も限られているけど、「あ~、@@アクセントってかっこいいな~。とりあえず真似しやすいところから真似してみよ~。」というような態度はやめた方がいいのでは、ということです。

なぜって、まず第一にそんなところに気をくばる前に、いわゆる標準的な発音でいいから、正しい文法を頭に叩き込むなり語彙を増強するなり、基本的なところをしっかりやることの方が実際にコミュニケーションをする上で大事だからです。「どうしても@@アクセントでしゃべりたいんだもーん」という人はそれでいいんですけど、第二の理由は「@@アクセントを意識してます!」という話し方をすると、わりとその言葉のネイティブの人にシニカルなコメントをされることがあるんですよね。これ結構傷つきます。

でも何となく分かりますよね。身近な例で言うと・・・関西に来た途端なぜか関西弁で「なんでやねーん」という非関西人に関西人は寛容ではありません。関西育ちでも何らかの理由で純粋な関西アクセントで話せない人を「エセ関西人」なんてひどいことを言う人が結構います。でもなぜか自分がよく知っているアクセントを、その必要がないのに故意に真似している人には、少なからず厳しいジャッジを与えてしまうというのは案外普遍的な現象なのかもしれません。

かえって歓迎される場合もありますけどね。話せる外国人が少ない言語なんかは、ちょっと頑張って話してみると現地の人はめちゃくちゃ喜んでくれたりするし。

今回の話はだいぶ賛否両論あるかな?

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by mei_mokh | 2011-05-11 20:15
2011年 05月 09日

やらない方がいいこと その1

e0152956_1222330.jpg何度か書いているように、私は基本的に「外国語学習において間違った、或いは全く効果のない学習法はない」と思っています。たった一日やっただけで、いやたった3分やっただけで「あー、やっぱりしんどい!やーめた!」と思ってしまうような学習法でも、その3分の間に学んだことは無駄にはなっていないはずです。私も自分が飽きっぽくて、「こういう学習法は向かんやろうな・・・」ということが分かっていても、たまに何を思ってか参考書を買ってしまったりします(ほんで、やっぱりパラパラっと見て少しやって止めてしまいます)。それでも何か1つでも学ぶものがあれば、まぁいいかという気持ちでいるようにしています。

とはいえ・・・、例え効果なしとはいかなくても、自分にとって「やっぱりこれだけはあかんな」という学習法も経験的に分かってきました。これが皆さまに当てはまるかどうかは分からないのですが、私の場合はとにかく「参考書に助けてもらってしまう学習法」、別の言い方をすると「自分で苦労したり考えたりする力を放棄してしまうような学習法」は効果がかなり低いことが分かりました。その代表的なのが、「映画で外国語を学ぼう!」というような参考書です。セリフが書いてあって、日本語訳があって、単語の意味や文法も説明されていて、中国語ならピンインもあって・・・至れり尽くせりなんですが、同じドラマや映画を教材として使うなら、そして同じ時間を割くなら、

自分でディクテーションをしてみる

全く歯が立たなかったら外国語字幕を見ながらリスニングに集中する

分からない単語は辞書で調べる

それでも全体のセリフの意味が分からなかったら日本語字幕で確認する

日本語字幕を確認したらもう一度外国語字幕あるいは字幕なしでリスニングに集中してみる

だいたいのセリフが耳に入るようになり意味がとれるようになったら、音声だけを録音してウォークマンなどで何度か聞いてみる

というような作業をした方がずっとずっとためになります。特に最後の音声を録音するというのはひと手間かかりますが、とびきりためになる教材になります。例え45分あるエピソードの前半あるいは3分の1しかできなくても、市販の至れり尽くせり教材を使ってサラっと最後までいくよりもよっぽど身につきます。

あとは以前も書きましたが、日記をつけるというのはとにかく最高の学習法です。日々起こったことだけではなくて、気になった新聞記事に関する自分の意見や読書・映画の感想なんかも書いてみると、ぐっと使用しなければならない表現や語彙が膨らみます。そのときも、「外国語で日記をつけてみよう」というような参考書に頼るのではなく、自分が表現したいことはまず自分で書いてみる。分からない単語は辞書をひく。もしかしたら間違っているかもしれないけど、それでもいいんです。いつか間違いに気がついたときに直せばいいんです。

やはり語学力を身につけるためには、しんどい思いをする必要があるんでしょうね^^; 今回書いたことが、どの程度皆さまにも当てはまるか分からないので「やらない方がいいこと」なんてタイトルで投稿するのは如何なものかとも思ったのですが・・・ご共感頂けるかな?

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by mei_mokh | 2011-05-09 12:22
2011年 05月 06日

これから中国語を始める方へ その2

e0152956_22345346.jpgNHKテレビ講座はおすすめですが、それだけでは足りないので、やはりご自分でCD付きの参考書を購入して並行して学習されることをおすすめします。その際に、「音節表* 」と呼ばれる中国語の音すべてがのっている表がついているものを選ばれるとよいかと思います。日本語でいう50音表のようなものです。できれば音節表の発音もCDに含まれているものを購入して、初級の間は毎日でも音節表をCDに合わせて音読してみて下さい。めちゃくちゃ退屈な作業ですが、とにかく正確な発音を習得するためにはいい練習になります。毎日一通り音節表を音読するのがいちばんですが、続きそうになかったら一部分ずつだけでもよいかと思います。

もちろんNHK講座なり参考書なりで主に独学される場合も、なんとかレッスンを受けられる環境を見つけて発音をチェックしてもらって下さいね!今年に入ってから全く受けられていないのですが、私はBitExというオンライン教室がお気に入りです。是非ご自分にあいそうな先生を見つけてレッスンを受けてみて下さい。継続しなくても、とにかく発音をチェックしてもらうだけでもOKだと思います。通じない発音のままどんどん先に進むことさえなければ・・・。ちなみにこのBitExのホームページには、無料で中国語が学べるコンテンツも充実しているので、どうもピンとくる参考書が見つからないなんていう方は、とりあえずこういった無料のものを利用されるとよいかもしれません。

そして最後に。。。英語に関しては中学・高校と何年もかけて文法の勉強をさせられましたよね。そのことからも分かるように、なかなか本屋さんで平積みされているような中国語の参考書を1冊やっただけでは、深い理解を得ることは望めません。かといって、あまりに専門的になりすぎるとなかなか楽しく読めなかったりしますよね。そこでおすすめなのが以下のものです。

『はじめての人の中国語 海岸通りナジュサロンタビル3階2号室』 中川正之著

タイトルからもディープさが伝わってきますが、これは先生と5人の生徒による対話形式で中国語講座がどんどん進行されます。登場人物のキャラクターが濃いので、それぞれがよいお手本なり反面教師なります。思わずブッと吹き出す箇所もたくさんあり、中国語を習得する気がなくても読み物として楽しめてしまうほどです。ただ、この参考書は話すための訓練ができる実践的なものではありません。なのでこの1冊だけでは話せる中国語を身につけることはできませんが、話せるようになる訓練と同時にこの参考書を読み進めると中国語文法ワールドに楽しくどっぷりと浸かることができます。私は中国語を教えるようになってからも、毎回授業で説明する項目について、この参考書を事前に読み直していました。一度に書いてある全てを吸収しようとする難しいので、何度も後で分からない項目に戻ってきて読みなおすぐらいの気持ちで読み進められるとよいかと思います。

今はアマゾンでは中古品しか手に入らないようですが、購入される価値大いにありです。

これからの世の中で、中国語という言語がどのような位置を占めるようになるのかまだはっきりとは分かりませんが、「中国語ができるとこれからの時代、ぜったい得!」ということを置いておいても、似て非なる語彙を観察するなど、中国語を通して日本語を見るとおもしろい発見がたくさんあり、これもまた中国語を学習する醍醐味だなあ、と思ったりもします。

私自身が中国語を学習した過程については以前書いたことがあります。こちらももし参考になれば幸いです。


*BitExのホームページにも音節表(ここでは「音韻配合表」となっています)があります。音声付ではありませんが、参考までに。

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by mei_mokh | 2011-05-06 22:42 | 中国語学習法
2011年 05月 03日

これから中国語を始める方へ

e0152956_9254423.jpgこのブログでは中国語・英語ともに上級者向けの学習法の紹介が多いのですが、以前リクエストを頂いたこともあって、特にこれから始めようという方が多い中国語の初級者向けの学習法を紹介したいなとずっと思っていました。遅くなってしまいましたが(すみません!)、今回おすすめ学習法について書いてみたいと思います。

とはいえ・・・

よく中国語が上手な人に「学習のコツは?」と聞くとたいてい“多听(たくさん聞いて),多看(たくさん読んで),多讲(たくさん話す)”などという答えが返ってきますが、それって要するに全部やん?!ってことですよね。

英語に関しては中級・上級という方もたくさんいらっしゃると思いますが、皆さんがご存知の通り「あの人はこのやり方で勉強したからすっごい英語がうまいらしいよ!」や「この教科書を使ったから、英語力が急にUPしたらしいよ」なんていう学習法は残念ながら存在しませんよね。それぞれに適した学習法は異なっているので、自分に合う学習法を試行錯誤しながら見つけてコツコツ努力していく・・・という以外には英語であれ中国語であれ習得する道はないと思います。まさに「学問に王道なし」と言いますか。。

なので、残念ながら「この参考書は目からうろこですよ~~!これを使ってこんな風に勉強して下さい!」という種類のアドバイスは何もできないのですが、中国語を学習するにあたって1つだけ強くおすすめしたいことがあります。

以前NHKの中国語講座を担当していた相原茂先生が『中国語 発音良ければ 半ばよし』と様々なところでおっしゃっていますが、その通りだと思います。「中国語は発音が難しい言語」と言われますが、まぁそうだと思います。そして正確に発音できなければびっくりするほど通じません。おかした発音ミスがミニマルペアのミスであろうと、文脈から考えて「それ以外ないやん・・・」というような場合であろうと、しっかり発音できなかったらまーったく通じないことがあるんでびっくりします。

英語なんかだと例え「それっぽく」話せても、やはり文法・理論の立て方・話す内容などソフトの面をきっちりしていかないとすぐにボロが出る・・・というところありますよね。でも中国語はどんなにしっかりした文法でどんなにいいことを言っていても、発音が悪かったら「発音が悪い」という評価が下されるだけでなく、とにかく「通じない」んです。

自分で言うのもなんですが私は中国語の発音はわりといいです。以前日本在住のマレーシアの華僑の方と知り合う機会があって、中国語で話していると「今まで会った日本人の中でいちばん中国語上手ですよー。友達に北京大学に4年留学して学位をとった日本人がいるけど彼より上手だ!」と言われたことがあります。でも普通に考えてそんなことはあり得ないです。若い頃に留学してどっぷり漬かった人たちにはかなわんと思ってます(彼がマレーシアの華僑というところがまたひと癖ある話ですが)。「そりゃないでしょ。まだボロが出てないだけよ。」というと、「あぁ、そりゃ4年留学してた友達は語彙やら文法やらは素晴らしいけど、発音が何せ日本人なんだよ。」ってことでした。

では中国語の正確な発音を学ぶにはどうしたらよいか。私は以下の2点をおすすめします。

(1)発音に関しては独学をしない。
(2)ネイティブの先生だけでなく、日本人の外国語として中国語を習得した先生について習う。

まず1点目ですが、これは発音が難しい言語とくれば、独学で(正しい発音を)習得するのがどれだけ困難かはお分かり頂けると思います。はじめからレッスンを受けてゼロから発音を学ぶというのがラクチンですが、参考書を買ってきてしっかり自分でやってから、レッスンを受けて発音をチェックしてもらう、というのもいいかと思います。とにかく文法などをどんどん学習していく前に、母音・子音・声調がしっかり通じるものであるかをチェックしてもらって下さい。

そして2点目。まさに先生によりけりだと思いますが、なかなか自宅や職場の近所にある中国語教室やWEBレッスンなんかで、「今のあなたの発音は調音的にこういう問題があるからおかしい。もっとこんな風にしたらよい。」なんて指導をできる先生に巡り会える確率は一般的にかなり低いですよね***。それが自分自身も中国語を学んできた日本人の先生なら、どこが間違えているのかをわりと簡単に指摘できるし、間違った発音の実演もできます。理想的なのはネイティブの先生と日本人の先生に同時に習えて、なおかつ他の悪い例をたんと聞ける大学の授業なんですが、まさかそのために大学に通うってのは無理なんで・・・。

英語教室なんかだと日本人の先生もわりといますが、大学以外の中国語教室(WEBレッスンも含め)にはなかなか日本人の先生はいないみたいですね。

そんな訳で日本人の先生に中国語を習う環境がないという方に100歩譲っておすすめしたいのがNHKの中国語講座「テレビで中国語」です。なんとも残念なことに今年は陳淑梅先生というネイティブの方が先生なのですが、いずれにしてもテレビなので自分の発音間違いを個人的に直してもらえることはないので、まぁそこは諦めて・・・。テレビ講座の何がいいかというと、日本人アシスタントの発音が聞けることです。客観的に間違った発音が聞けること、そして間違った発音が修正されるプロセスを聞けることは大変為になります。もう5月になってしまったので、「ゼロから・・・」とはいきませんが(う・・・更新さえ順調にしていれば4月前にこの記事をUPできたのですが)、まだまだ巻き返しはきく時期です。今から見ても為になること間違いなしなので、よかったら是非ご覧になってみて下さい!

放送時間は以下の通りです。

月曜日 午後11:00~11:25  再放送:金曜日 午前6:00~6:25
(NHK教育テレビ)

NHK語学番組のアシスタントのお姉さん(お兄さんの場合もあるのですが)にはお金をかけた方がいいというのが持論なのですが、今年は「テレビで中国語」がんばりましたね~。紀香さんです。

中国語学習法の話、まだ続きます。

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by mei_mokh | 2011-05-03 09:14 | 中国語学習法