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2010年 06月 28日

ペラペラ聞こえるコツその1:文が締まって聞こえるフレーズを使う

e0152956_11495964.jpg更新していない間もここに来て下さっている方、本当にありがとうございます(再・感動)。
「あ~、もうずっと書いてないし、ええか~止めても~」となってもおかしくないところ、このブログを気にして下さる方がいるおかげで「はやく続きが書きたいよ~」という気持ちになっています。

さて、前回の続きで「ペラペラ喋れるように聞こえるコツ」ですが・・・。
発音に注意する、語彙を増やす、毎日コツコツスピーキングの練習をする、という地道な学習を続けるのはもちろんなんですけど、今回はワンポイントアドバイス的な即効性のある方法について書いていきたいと思います。今日のところは主に英語のお話です。

やはり「ペラペラ喋る」必要性が出てくるのは、長文を喋るときだと思うんですけど、このときに全ての発話をスラスラと話すことは難しいですよね。

そこで大事になってくるのがやはり「メリハリをつける」ことだと思うんです。最初のフレーズだけ、途中のフレーズだけ、或いは最後のフレーズだけでもスラスラと出てくれば、聞いている方の負担はだいぶ減るだろうし、「下手な外国語は最初から相手にしない」という聞き手の態度も少しは軟化できるかもしれません。

それでどんなフレーズを覚えていると便利かというと、全く個人的な意見なのですが以下のものなんかとっても役に立ちます。

-I am thinking of doing...
-I am planning to do...
-From my point of view,...
-...or something like that*
-...things like that
-...and that sort of thing
-...along those lines

他にもいろいろあるんですけど、まぁこんなとこで。

で、例えば"I am thinking of doing..."って長いですよね。これ英語に自信がなかったら、"I will..", "I want to..."なんかに入れ替えてしまってもいいんですけど、ここで重要なことはとにかく"I am thinking of doing.."だけはいっきにぺらっと喋るんです。その後はちょっとはちんたらしてもいいんです。

"From my point of view"なんかも、英語が苦手なら"I think"と言うだけでもいいんですけど、このフレーズだけ完全に覚えていっきにぺらっといくんです。ちょっと知的に聞こえますしね^^

"or something like that"はもうめちゃくちゃ便利です。
使い方は例えば、

That boy is very impatient. Once his Mum starts doing her own thing, he often gets irritated and says "Mum, stop it, play with me" or something like that.
(あの男の子は全然我慢できないのよ。お母さんがちょっと自分の用事をしようと思ったら、すぐにイライラして「ママ!止めてよ!僕と遊んでよ!」とか何とか言うのよ。)

ってな感じです。このフレーズひとつ覚えておけば、「文末擦り切れ英語」がだいぶ回避できます。これ以外にも、自分の発言内容が不確かな時にも使えます。

Even if you live overseas, your kid can join a local Japanese preschool when you come back to Japan for a holiday. This system is called Occasional Nursery or something like that.
(例え海外に住んでいたって、休みに日本に帰ってきたら子供を日本の現地の保育園に通わせることができるのよ。これは一時保育とか何とか言う制度だったかな。)

この"or something like that"も文を構成する要素としては大して重要じゃないんです。別に言わんでもいい。でもペラッと言ったら文が締まる、という感じです。

言わなくても意味は通じるし、もっと簡単な単語で代用がきくものを、小難しく長い目のフレーズで表現する手段は、(英語教育的には何と言われるか知りませんが)ちょっと聞き手に"Wow!" という印象を与えられるように思います。文が締まると、自分が話すのも楽になりますしね。

どうですか、賛同して頂けるでしょうか?
もっと具体例を書きたかったのですが、これ以上頑張るとさらに更新が遅れそうなので、ひとまず。。。

・・・と言いながら中国語のことも少し。
中国語でも多少は似たようなことが言えるかな。以下のフレーズなんか、長文の中にしょっちゅう入れています。3つ目、4つ目なんかは意味上も大事になってきますけど、これらもペラッといくと文を締める効果ありです。
-对我来讲
-从这样的角度来看
-在这样的情况下
-在某些程度上面来讲
-什么什么之类的


次回もペラペラ聞こえるコツの話が続きます。


*ちなみにこの"something like that"は「それって、~~~という感じ?」と聞かれて、「うん、まぁそんな感じかな。」と言いたいときにも使えます。
Noじゃないけど、ばっちりYesでもないよな・・・というときに便利です。

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by mei_mokh | 2010-06-28 11:50 | 英語学習法
2010年 06月 16日

ペラペラ喋ることは重要か

e0152956_15274026.jpg久々の更新です~。更新を怠っていた間にもここに来て、クリックをして下さってた方がいらっしゃるんですね。感激です。ありがとうございます。あともうしばらくの間は頻繁にとはいきませんが、できる範囲で更新していくので、よろしくお願いします。

さて、みなさんは「外国語をペラペラ喋る」ということについて、どんなお考えをお持ちでしょうか。

特に若い学生さんと話していると、外国語をやるからには「ペラペラ喋れる」ということが最大の憧れ・目標であるという印象を受けることがよくあります。この気持ちは私も持っていましたし、今でも多かれ少なかれ持っているかもしれません。

でもそれと同時に「ペラペラ喋る」ということについて、複雑な気持ちを持っていることも事実です。

「中身があれば、ペラペラ喋ることは重要じゃない!ペラペラ喋るなんて、表面的なことだ!」という意見があります。私が大学院時代に出会った中にも、「(ペラペラ喋れなくて)きっちり自分の意見をもっていて、真剣に話そうとする気持ちがあれば、問題ない!」という先生がいました。

確かに外国語でコミュニケーションをとるときには、「自分の考えをしっかり持つ」ことや、「心を込めて/誠心誠意話す」ということが重要だなぁと思うことが今までに何度もありました。外国語学習を続ける上で様々な局面を経て、「ペラペラ喋る」とか「うまく聞こえる」というのが何と表面的な表現だろうと感じることが増えてきました。

それでもやはり・・・「ぺらぺら喋れる」ことはある程度重要だと言わずにはいられないように思います。
例えば「学会で外国語で発表する」のように、確実に相手が自分の話を聞いてくれる状況であれば、例えつっかえつっかえの外国語でも有意義なコミュニケーションがとれるかと思います。しかし、例えばネイティブの友人同士の集まりや、自分が非ネイティブであることを気にかけてくれる相手がいない場所では、どんなにいい意見を持っていて、どんなに一生懸命話そうとしても、"ネイティブ話者のように"ペラペラしゃべらなければ、全く聞く耳を持ってもらえないことはこれまで嫌ほどあったように思います。こうなってしまうと、全くコミュニケーションがとれないので本当に悔しいですよね。

私はどちらかというと、実際の語学力よりも「ペラペラ喋る」や「うまく聞こえる」というようなことをよく言われます。
それでついついイイ気になってることもあるんですけど・・・でも、中身のあることをしっかりと話そうとしているのに、ペラペラ喋ることができないばかりにまともに話を聞いてもらえていない人を見ると、「私なんかより、よっぽどきっちり話せているのに、もったいないなぁ」と思うことがあります。

「おしゃべりな人やモノマネが上手い人は外国語が話せるようになるのがはやい」と言いますが(聞いたことあります??)、私自身まさにそうです。その上、「適当」「見栄っ張り」などの性格も兼ね備えているので、「外国語をペラペラ喋るようにみせること」にたまたま向いていた、ということは多少あるかもしれません。

でもその他にも、学習を続けてきた過程で、「ペラペラ喋っているようにみせるポイント」も見つけました。
次回からは、そのことについて書いていきたいと思います。


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by mei_mokh | 2010-06-16 15:29
2010年 06月 06日

モノリンガルに憧れるバイリンガル

e0152956_2359569.jpg「国産トライリンガルのススメ」なんてブログ書いてますが、以前も書いたように私は本当の意味でのトライリンガルどころか、バイリンガルでさえないです。では私が理解している"本当"のバイリンガルやトライリンガルが何なのかというと・・・。

複数の言語をペラペラ喋れるという表面的なことだけではなくて、「その言語で思考することができるか」とか、文法的なことだけでなくて例えば「この文が英語として自然か」という所謂ネイティブチェックなりプルーフリーディングをできるか、といったもう少し深いレベルで複数の言語を扱えること。

そして何より、バイリンガル=バイカルチュアルという定義は当てはまらない場合もあるかもしれませんが、少なくとも(「バイリンガル」「トライリンガル」という言葉は)複数の言語が自身のアイデンティティの形成と関わっている場合を指すのではないかと思っています。つまり、「自分が一体何者なのか」を定義する上で、その言語が絶対に切り離せない要素になっている、ということです。

私の場合、毎日英語や中国語に触れているし、英語や中国語がなかったら人生の楽しみ半減・・・ではあるけれど、ちょっと忙しかったり、全く違うものに興味が向くと、よっぽど意識していない限り、あれよあれよと言う間に特に英語は自分の人生から抜け出て行ってしまいます。それに引き換え「日本語」は何があっても自分の中から抜け出てしまうことはありません。「日本語」が抜け出てしまったら、思考することさえできなくなってしまって、それはもはや自分ではなくなってしまうのではないかと思います。

「バイリンガルであるか」の判断は白黒はっきり分かれているものではないので、これはちょっと極端な定義かもしれません。ただ上記の条件を満たす場合は、どんな文脈においても「はい、私はバイリンガルなんです」と言ってもいいのではないかと・・・。

で、そういう本当の意味での「バイリンガル」「トライリンガル」って、憧れますよね。そして悔しいですよね。「どーんなに勉強したって敵わないんやもんなー」と思ったりしますよね。

私自身は、語学にのめり込み始めたばかりの頃は、(若いせいもあって)とにかく「バイリンガル」「トライリンガル」にすごーく憧れました。めちゃくちゃ羨ましかった。

実際そんな「バイリンガル」「トライリンガル」の方と知り合う機会もなかったのですが、24歳くらいの時にひょんなことから英語・日本語のバイリンガルの方と、中国語・日本語・韓国語のトライリンガルの方と一緒にアルバイトをすることになりました。仕事内容は全く関係なかったんですけどね。

ラッキーなことに、仕事が終わった後に3人で色々話をすることができました。私の発言には、彼らに対する憧れなり羨ましさなりが随所に含まれていたと思います。実際にどんなことを話したのか具体的には忘れてしまったのですが、たった1つだけはっきりと覚えていることがあります。

それは2人が声を揃えて、

「私は(モノリンガルである)あなたが羨ましい。」

と言ったことです。

「なんで??」

と聞くと、

「私たちは2か国語/3か国語話すことができるけど、それは逆に言うと『どんなことがあっても絶対的な自信を持てる自分の言葉がない』ということ。そして言葉の上でのそういった自信のなさは、一体自分は何人(なにじん)なんだろう・・・というアイデンティティに関する疑問を駆り立てる。 でもあなたには日本語という胸を張って母語と言える言葉があって、その上で自分の意思で他の言語を学ぶことができる。それは素敵なことだよ。」

と言われたのです。その時はすぐに消化できなかったのですが、今では2人が言ってくれたことを理解できるような気がします。

もちろんバイリンガルの方の中には、「私の言語は50%と50%ではなくて、100%と100%なの!どっちの言語も母語です!」と胸を張って言える人もたくさんいると思います。

でも「モノリンガルであるあなたが羨ましい」なんてことを言われて以来、「バイリンガル」と聞くと真っ先に「羨ましい!」という気持ちが沸いていた自分が少し変わりました(そりゃ今でも羨ましいんですけどね^^;)。「自信を持って母語と言える言語があること」のありがたさを自覚できたことで、他の言語を勉強することがより楽しくなったし、「うまくしゃべれないよ・・・」とか「上達しないよ・・・」と落ち込むことがあっても「あせらない、あせらない。私には日本語があって、その上で自分の意思で他の言語を勉強してるんだから。」と考えられるようになりました。

こんな考えが、日本人に多い「外国語コンプレックス」を少しは緩和してくれると嬉しいんですが^^ 


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by mei_mokh | 2010-06-06 00:04 | バイ(トライ)リンガルについて
2010年 06月 02日

Commencement Speech

e0152956_15303411.jpg本屋さんで、今月号のAERA Englishをちらりと読んでみたら、「モバイル英語術」特集で、iPhoneを使った学習法もたくさん紹介されていたので立ち読みに飽き足らず買ってしまいました。

中でも面白そうだったのが、「iTuneUを使って聞くスピーチ」というものでした。"iTuneU"とは海外の大学の授業や講演などを聞く・見るくことができるサービス(機能?)だそうです。さっそくおすすめとして紹介されていたOprah Winfreyのスタンフォード大学の学位授与式(Commencement)でのスピーチを検索して聞いてみました。おもしろかったです。内容は・・・ちと簡潔に紹介しにくいので、興味のある方は是非検索して聞いてみて下さいね^^;

iTouchまたはiPhoneをお使いの方は、iTunesを起動させて"commencement"とタイプすると、様々な大学名が表示されます。その中の"Stanford University"を選ぶと、スピーカーの一覧が表示されます。その中から"Oprah Winfrey"を選ぶと、無料で30分程度のスピーチを聞くことができますよ。

Commencementのスピーチに興味を持ったので、試しにYoutubeに"commencement"とタイプして検索してみました。するとやはりいっぱい出てきましたよー。もちろん、iTuneUからもたくさんのスピーチをダウンロードして聞けるんですけど・・・Youtubeの方が検索し慣れているので。さっそく色々聞いてみて、個人的にとても面白かったのはアップル社 最高経営責任者/ディズニーカンパニー 代表取締役のSteve Jobsのもの、アメリカのコメディアンEllen DeGeneresのもの、そしてHarry Potterの作者J.K.Rowlingのものでした。

中でもJ.K.Rowlingのスピーチは本当に感動しました。内容は、今振り返ってみて彼女自身が大学を卒業するときに知っていればよかった二つのこと、「失敗することの利益(benefit of failure)」と「想像力の重要性(importance of imagination)」についてです。

J.K.Rowlingは人生において失敗することを何より恐れていたけれど、実際には一文無しになるという大失敗を経験することによって、まさに火事場の馬鹿力を発揮してHarry Potterシリーズを生み出したということ、自分には本当の友達がいることが分かったこと。それが彼女が失敗によって得たものということでした。

想像力の重要性に関しては、実際に経験することなしに他人の痛みを想像することができることが人間の特権であること、それ故に自分とは異なった環境にいる人たち(スピーチでは、アフリカの国々で虐待を受けた政治犯たちのことが紹介されていました)の苦しみを想像し行動することができるのだということが話されていました。

ユーモアも満載で、とてもインスピレーショナルでした。なるほど、この作者はこんな考えを持っていたんだ。だから、Harry Potterシリーズは冒険ものとしての面白さだけでなく、人間の温かさ・醜さ、善・悪があんなにもうまく描写されているんだ、と妙に納得しました。

このスピーチがあまりに面白かったので、Youtubeで芋づる式に出てきたJ.K.Rowlingのドキュメンタリーもつい見てしまいました。これも興味深かったです。

Anderson Cooperの360°Podcastを見つけて以来、興味の持てる新しい英語番組を開拓できていなかったので、Commencementスピーチの存在を知れてラッキーでした。ちなみに初めに紹介したOprah WinfreyのスピーチもYoutubeで見ることができますよ。

最後に・・・全然Commencementスピーチとは関係ありませんが、Ellen DeGeneresのトークショーの中で(といっても、これはトークをしているところではないのですが)馬鹿らしいけど、面白いのがあったので、リンクを貼っておきます。http://www.youtube.com/watch?v=DHiqVygN-w0

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by mei_mokh | 2010-06-02 15:31 | 英語学習法