国産トライリンガル(英語・中国語)のススメ

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2010年 04月 29日

BitEX中国語(オンラインレッスン)

e0152956_2235369.jpg今回でしばらく続いた中国語の勉強法に関するお話はひとまず終わりです。

最後に紹介するのはBitTEX中国語(以下、Bitex)です。 このサイトでは新語もどんどん反映される中国語辞書・オンライン無料教材・中国語学習情報などにアクセスできる他、中国語の教材・小説・DVDなどを購入することができます。でも、何といってもおすすめはオンライン中国語教室です。

私は周りに中国語を勉強している人がいないので、このBitexの知名度や評判がどんなもんか分からないのですが(皆さん、「知ってて当たり前」という感じだったらすみません)、このサイトは使わないと損ではないかと思うぐらい充実してます。

オンライン中国語教室は、初級者から上級者まで、お手ごろな値段で、自分の都合に合わせてレッスンを受けられる…というあたりは想像つきますよね。レッスンは教科書を使ったもの、自由会話、時事中国語、検定対策などがあります。そのへんの詳細はサイトをご覧になれば分かるので(http://bitex-cn.com/student/lesson.html)、実際に私が受講しているレッスンと、それがどんなもんかを書いていきますねー。

私は2つのレッスンを受講しています。1つは教科書を使ったレッスン、もう1つはワンコイン中国語倶楽部という自由会話のレッスンです。

教科書を使ったレッスンの方は1回50分、1400円です。毎回自分の都合がいい日にち・時間帯を選んで予約するのですが、予約するときに事前に購入しておいたチケット(4500円~)でレッスン料を払います。教科書の内容は慣用句・成語などを学ぶことが目的のものですが、ただ教科書に沿って淡々と進められる授業では全くありません。徹底的に読む練習があり、例文を即興で作る練習があり、復習テストがあり、また関連のある慣用句などをたくさん補充してくれたり、覚えにくい表現はなぜそのような意味になるのかを説明してくれたり…もしかしたら私が当たった先生が特別よかったのかもしれませんが、とにかく熱心で知識が豊富で教えるのもとても上手です。50分のレッスンなのに、私が納得できないところを教えてくれるために15分も授業を延長してくれたこともありました。

ワンコインレッスンの方は、文字通り500円のワンコインで25分の自由会話のレッスンが受けることができます。上記のレッスンと同様、レッスンを予約するときにチケットでレッスン料を払います(ワンコインレッスンのチケットは500円のものを1枚から購入できます)。このレッスンは、私はすごく楽しんでやってます。自由に話すだけですからねー。それに、必ず中国語ネイティブの人と話ができる時間がある、というのはとても心強いですねー。色々聞きたいこと聞けるし。何より、固定電話で国際電話をかけるよりも安いんですもんねぇ。このレッスンは、30分前の予約でもOKということなんで、忙しい方でも突然時間があいたときに受けることができるんじゃないでしょうか。教科書を使った授業とは違う先生なのですが、やはりいい先生です。かなり質がいい!

入会金としてはじめに6000円必要だったのですが、上に書いたように1回1回予約をするたびにレッスン料を払う方式なので、辞めたくなったら辞めたってそれほど大きな損失にはならない・・・ということも、受講を決めた理由でした。 

私は今年の3月まで中国語を教えていたのですが、そこでよく学生さんに「先生ー、どこに行ったら中国語のネイティブと話ができますか?」と聞かれていました。私自身、このBitexを知ったのはわりと最近なので、もっと早く教えてあげたらよかった…と今でも思っています。そして自分が中国語の勉強を始めたとき、こんなレッスンがあったらよかったのになーと。

ウェブレッスンということで、途切れたり、コミュニケーションがとりにくかったりということはないだろうかと、受講前は色々懸念もあったのですが、全く問題ないことが分かりました。いちばん初めに無料体験レッスンもあるので、どんなものか把握することができますよー。

私は基本的には「しゃべる練習はひとりでもできる」と思っていました。一度英会話教室に入会して、「これなら1人でしゃべってる方がずっとうまくなる!」と思って長い時間交渉してクーリングオフをしたという痛い経験もあります。でもこれだけお手ごろな値段で、やりたいときに予約できるのだから、興味のある方は一度やってみてはいかがでしょうか:)

次回は、語学学習の「3種の神器」について書く予定です。

皆さま、よい連休を~!


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by mei_mokh | 2010-04-29 22:56 | 中国語学習法
2010年 04月 28日

今手に入る中国語おすすめ教材 その2

e0152956_22114285.jpg今日紹介する教材は、「実際にこれらを使って中国語を学んだ!」というものではないのであまり勉強法など具体的なことは書けないのですが…どれも魅力的な内容だし、しっかりやれば間違いなく上達するだろうという感じのものです。ただ、これらはいずれも発音の基礎・基本的な文法などを網羅的に説明してあるものではないので、今から中国語を始めようと思っている方は、入門用教科書を別に用意して並行して使われる、或いは入門用教科書を終えてから使われることをおすすめします。

まずは『起きてから寝るまで中国語単語帳』本間史 著,アルク,2100円『起きてから寝るまで中国語成語表現』本間史 著,アルク,2200円です。どちらも名前の通り、起きてから寝るまでの行動や目にするものを全て中国語で言ってみよう、というものです。『~単語帳』『~成語表現』ともに、「朝」「通勤」「通学」「家事」「夜」などの章から成っており、各章の中で色々な場面が設定されています。

『~単語帳』の方は寝室、会社、学校、公園、映画館など色々な場所にありそうなもの、(その場で)とりそうな行動が分かりやすいイラスト入りで説明されています。それに加えて、それらの場所(場面)で使われそうな例文がモノログ式・ダイアログ式で紹介されています。この教科書はパラパラ見ているだけでも「そうかー、カーテンレールは窗帘轨っていうんか」というように新しい単語に楽しみながら触れることができます。筆者によるコラムもためになります。

『~成語表現』の方も様々な場所(場面)で使われそうな例文(もちろん全ての例文に成語が1つずつ含まれています)がこちらはモノログ式のみで紹介されています。成語は私も今頑張って増やしている最中なのですが、成語単独はもちろんのこと、成語が含まれている例文を単独で読むだけでは覚えにくいですよね。この教科書だと、例えば"不修边幅"は「朝の身支度の課で出てきたなぁ、そうか、"不修边幅可不是什么好事"という例文で出てきてきたんだ。たしか身なりにかまわないっていう意味だったぞ。」というように場面を手がかりに覚えることができるので少し楽かな。CDもついてますしね。

他にも同じシリーズで『起きてから寝るまで中国語表現ドリル』 と 『起きてから寝るまで中国語表現 超入門』の2冊が出ています。『~表現ドリル』の方もよさそうなんですが、付属のCDには中国語の例文が読まれたあとに、日本語の訳も録音されているんですね。好みだと思うんですけど、私はせっかちなんで「もういいって、次の中国語の例文!」ってなってしまうんだな。『~超入門』の方は、あまりじっくり見れてません。どんな感じなのかな~。

そして最後にもう1冊。『中国語単語BOOK』于美香・于 羽著,語研,2200円。これも単語帳です。これはイラストなし、ダイアログなし、単語と例文のみがずらりの、ステレオタイプ的な単語帳です。

ちゃんと例文も朗読してくれているので、CDを流して聞き取れない単語をチェックするというやり方がいいのでは?中国語の場合は単語を目で見る方をメインにしてしまうと、聞いても分からないのに意味は分かってしまうということが多いですからねー。

この単語帳は「初級を超えるための」と書いてありますが、すでに中級レベルの人にも使い甲斐があると思います。例文も、見出し語としては登場していないけどよく使われる単語・慣用句が含まれているので、リスニングの練習としてCD流しておいてもいい感じです。ちなみに、この例文いいですね。↓

为了省时间,咱们在路上吃午饭吧。(P79)

最近は他にもたくさん単語帳が出ていますが、個人的にはこれがいちばん使いやすそうだと思いました。于美香さん・于 羽さんは他にも何冊か参考書を出版されてますが、どれもおもしろそうです。またリサーチしてみます。


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by mei_mokh | 2010-04-28 22:26 | 中国語学習法
2010年 04月 26日

今手に入る中国語おすすめ教材 その1 

e0152956_22481855.jpg今ではインターネットやYoutubeなんかを使うと本物の中国語にいつでも触れられるので、そいういったものを楽しめるレベルに達するとあまり教材を買う必要もなくなってくるかと思いますが…でもやっぱり本屋さんでおもしろそうな教材を見るとついつい語学マニアの心は騒ぎますよねぇ^^

今回次回は、今書店で手に入るおすすめの教材について書いていきたいと思います。

まずいちばん初めにご紹介するのは『中国語ジャーナル』です。日本国内で中国語を勉強している人はこれを使わなかったら損なのでは?というぐらい充実しています。これを読んでくださっている方は使ってらっしゃる方が多いかもしれませんね~。

内容の詳細はリンク先のアルクのページに書いてあるので割愛しますが、ニュース、著名人・ビジネスパーソンのインタビュー、ドラマ・映画のセリフ、人気のあるC-POPの紹介、検定対策、古典の他、その月の特集や誌面では作文や話題の映画や小説などが紹介されています。毎月この雑誌のCDを聞くだけで(同時に読めばなおさら)中国語学習者として知っておいた方がいい最新の情報にはついていけるんじゃないかな。

私も今ではインターネットやItuneで無料で手に入るニュースを聞いたり、前回前々回とご紹介したようなトーク番組を見ることが多いのですが、「読むだけではなく、聞けるもの」となるとやはり英語に比べて中国語のもはまだ数が少ないし、検索しにくいですよね。そんなわけで、例え自分で新しく聞くものを見つけられなかったとしても、最低毎月1回は新しい情報をドバッと取り入れることができるという意味でも、中国語ジャーナルを毎月聞き続けるのは私にとってはとても大事な習慣になっています。

また収録されているインタビュー、ニュースなどが、どれも「自分で選んだものでない」ということも中国語の世界を広げるのに役に立っています。例えば、2010年2月~3月号のビジネスパーソン・インタビューは法律事務所に勤務されている方のものだったのですが、普段自分で好んで「法律関係の話を聞く、記事を読む」ということはないので、内容・使われている表現ともやはり新しい発見がありました。

私は大学の図書館なんかで、中国語ジャーナルと英語ジャーナルが購読されているにも関わらず、たくさん借りられていない号が残っていたりすると「もったいな~~~」と思ってしまいます。もうすぐ6月号が発売ですね~。楽しみだー。

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by mei_mokh | 2010-04-26 16:39 | 中国語学習法
2010年 04月 25日

教科書を飛び出して中国語を学ぼう その2

e0152956_23471174.jpg今日紹介するのは『沈春華 Life Show』と『鲁豫有约』という2つの番組です。

まず『沈春華 Life Show』ですが、これ台湾もトーク番組で、タイトル通り沈春華という女性司会者がゲスト(たいてい1人、たまに複数あるいは途中から増加)の近年における活躍ぶりや今日に至るまでの軌跡などを聞き出すというものです。前回紹介した『康熙來了』に比べると、お笑い番組でない分、司会者・ゲストともに話すテンポがゆっくりだし、複数のゲストがいっきに話すようなことがないので、聞き取りやすいかと思います。ゲストは自分の性格や生い立ちについてかなり細かく話すので、興味のある人がゲストとして出ている回は、かなり楽しめるはずですよ~。

『鲁豫有约』は中国大陸で放映されているトーク番組(鲁豫という女性が司会者)で、コンセプトとしては『沈春華 Life Show』と同じような感じだと思います。とはいえ、台湾のトーク番組とは随分異なった印象を受けるので、違った楽しみがあります。1回の放映時間がかなり長いので、全部見たものはほとんどないんですけどね^^;

ありがたいことに、Youtubeにアップされているこれら2つの番組にも字幕がついています。でも我々日本人は気をつけていないとついつい字幕の方ばかりに目がいってしまいますよね。たまには意識的に字幕を見ないで聞いたり、録音機能のあるポータブルディバイス(ICレコーダー、MDプレイヤーなど)に音声のみを録音して、視覚的な情報がなくても理解できているかどうか確かめてみたらいいかと思います。私はお気に入りの回のものをICレコーダーに録音して、耳があいているとき(家事をしている時や、1人で歩いている時)に聞きなおすのが好きです。『康熙來了』なんかは道端で聞いてても笑いそうになりますけどねー^^

今回もまた、2つの番組のおすすめの回のものを下にあげておきますね。
今週も引き続き中国語学習のことについて書きます。


『沈春華 Life Show』
張學友: アジアの歌神、張学友です。今でもいいですね~。
梁詠琪: ジジ・レオンこと梁詠琪。やはり香港人の普通語は分かりやすいことが多いですね。
言承旭:日本でも大人気のF4の言承旭です。
羅志祥:大人気司会者・ダンサー・歌手・役者の小猪こと羅志祥です。
楊丞琳:日本デビューも果たしたレイニー・ヤンこと楊丞琳。
蔡依林:台湾の歌姫、ジョリンこと蔡依林。残念ながら、画像があまりよくありませんが・・・。


『鲁豫有约』
赵薇:
章子怡:←↑それぞれ、大陸で大人気の女優さんがゲストです。
成龙:私もサインを持ってるぐらい大好きなジャッキー・チェンです。今の若い人にも人気あるみたいですね~。
韩寒:日本語の翻訳も出版されている人気の若手作家です。


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by mei_mokh | 2010-04-25 23:53 | 中国語学習法
2010年 04月 24日

教科書を飛び出して中国語を学ぼう その1

e0152956_2111485.jpg1つの教科書を集中的に使う勉強は、前回紹介した『说什么和怎么说』でひとまず終了しました。もくもくとシャドーイングをする練習は続けていましたが、以前ほど頻繁にはしなくなっていたし、大学を卒業して忙しくなったこともあって、新たにシャドーイングの教材を増やすこともしませんでした。

でも当時はだいぶ中国語を使って自由に話せるようになっていたので、中国語をしゃべるチャンスがあれば積極的に出かけたり、小説を読んだり、映画を見たりしながらできるだけ中国語に触れるように心がけていました(心がけるというか、それが楽しくてしょうがなかったんですけど)。あとはいろんな場面を設定してひたすら1人でしゃべっていました。

当時ちょうど『流星花園』なんかの台湾ドラマが中華圏で話題になっていてたので、私も手に入れて毎日1時間ほどはVCDをつけっ放しにしていました。でもやっぱりつけっ放しにするだけでは、分かるところは耳に入ってくるけれど、分からないところは分からないままなんですよね^^; そのへんはわりきって、楽しむことと耳を慣らすことを目的にしていました。こういったドラマについてはまたいつか改めて書きます。

今回、次回と紹介するのは、現在私が中国語の勉強のため(…というより、実はおもしろくてしょうがないので)に日常的に見ている中国語の番組についてです。これらは全てYoutubeを使って見ています。我が家はスカパーなど海外の番組を見られるサービスに全く加入していないので仕方なくなんですが(T_T)…まぁ、十分楽しめます。

まず初めに紹介するのは『康熙來了』という台湾の番組です。きっとご存知の方も多いですよねー。これは『流星花園』の主人公 杉菜こと徐熙媛(大S)の妹さん、徐熙娣(小S)と蔡康永という男性が司会を務めているバラエティ番組で、毎回5人ほどのゲスト(大物なら1人)が登場してその日のお題に沿って話をします。日本でいうと上沼恵美子の『快傑 えみちゃんねる』ってなとこでしょうか。暴露話があったり、かなり私生活に踏み込んだことをゲストが明け透けに話すので、ついつい見てしまうんです^^;

エンタメ大好き派にとって、芸能人のインタビューは最高の教材ですよねー。でもそういったものを教材とするときのマイナス面としては、話題が現在公開されている映画やドラマのこと、(歌手ならば)最近リリースされたCD或いはコンサートのことなんかが主になるので、結構語彙が偏るんですよね。しかも "拍戏(映画を撮影する)"、"剧本(台本)" 、"专辑(アルバム)"、 "签售(サイン会)"、 "出道(デビューする)" 、"粉丝(ファン)"とかね…覚えても使う機会ないし。

その点この『康熙來了』はお題が毎回決まっていて、例えば「産後どうやって体型を戻したか」*1、「子供の教育、厳しくすべきか」*2、「お金持ちの彼とのエピソード」*3、「スポットライトを浴びるための女同士の熾烈な争い」*4などなど、いーろんな話題について司会者・ゲストがしゃべりまくるので、語彙がぐっと広がります。多くの中国語の番組がそうであるように、この番組もばっちり字幕がついているので分からない表現はすぐに調べられます。また英語の練習のために欧米のトークショーなんかを見てると、ずっと意味が分かってたのにオチが分からなかったり、分かっても何がおもしろいか理解し難いことがあるんですけど、その点やはり文化的に近いのか『康熙來了』ではそういうことはありません。みんなが笑っているところはやっぱりおかしい。

どういう周期かいまいち分からないんですが、ありがたいことにどなたかが新しいものをどんどんUPしてくれています。著作権上よくないのかもしれませんが・・・以下おすすめの回のものを少し紹介しておきますねー。

*1 產後如何恢復魔鬼身材?  
*2 父母研究社 小孩怎麼教? 
*3 女明星被小開追的日子 
*4 女藝人,搶鏡頭的美人心機 
張柏芝:だいぶ前のものですが、日本でも人気のある張柏芝(セシリア・チェン)がゲストです。彼女自身が普通語のネイティブでないので、非常に聞き取りやすいし、おもしろいです。

#複数の人がアップしているのでいろんなバージョンがありますが、だいたい50分ほどの長さのものを5つぐらいに分けてUPしてあるものが多いようです。

##Youtubeの検索画面に「康熙來了」と入力して、スペースを空けて好きな芸能人の名前を入れたり、「2010」と年月日を特定したりすると、自分の好みに合う回のものが見つかるかもしれません。

次回もお気に入りの番組について紹介します:))

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by mei_mokh | 2010-04-24 21:37 | 中国語学習法
2010年 04月 23日

私が使った中国語教材 その3

e0152956_23185475.jpg独学で外国語を学んでいる人にとって、「ライバル、お手本がいない」というのは大きなディスアドバンテイジですよね。そういう意味でも留学するのはやっぱりいいですよね~。

私は留学もしなければ、大学も英文科ではあるけれど留学に行く人も英語の勉強に燃えている人もそれほど多くなかったし、民間の語学学校にも行かなかったんですが・・・ラッキーなことに自身の中国語・英語学習に大きな影響を及ぼした人が2人いました。

そのうちの1人は私の3つ違いの姉です。もったいないことに私が外国語に目覚めた頃にはもう一緒に住んでいなかったのですが、それでも「お手本にしたい」という人が身近にいたのは本当にラッキーでした。

彼女は「国産」ではありませんが、英語と中国語を自由に操ります。

英語をまじめに勉強し始めて1年半、そして中国語まじめに勉強し始めて半年ほど経った頃の私(前回、前々回と紹介した教科書をこなした後)は、すでに「語学を習得するのに近道なし」ということは分かっていました。分かってはいたんだけれど・・・姉の家に遊びに行ったときに聞いてしまいました。

「これだけやったら、中国語がめっちゃうまくなるっていう教科書、ない?」

と。驚いたことに、その答えは、

「あるで」

だったのです。

そして、ごそごそと私の目の前に出してくれたのが次の教科書です。

『说什么和怎么说-意図と場面による中国語表現』邱質朴・平田昌司,朋友書店,1680円

今でも手に入るんですね(感激)。もともと1990年に出版されたもので、改訂版が出版されたのも10年以上前の1993年なので、現在ではもう使わない表現も含まれていますが、それでも使ってみる価値ありです。

タイトルからも分かるように、さまざまな意図(同意、非難、後悔など)・場面(電話、道でであう、おくやみ、など)に相応しい表現が主に対話形式(全241対話と解説、練習問題から成っています)で学習できるようになっています。何がすごいってねぇ、この意図・場面の設定が日本人にはまず思いつかないようなものばっかりなんですよー。

例えば「交通違反(対話162)」という対話では、信号無視をして止められた自転車に乗った女性が警官に文句を言う、という場面設定になってます。「みんな赤信号でも無視して走ってるのに、なんで私だけ止めるんだ!?」という表現が教科書に出てくるのです。また「理髪(対話147)」という対話では、髪を短く切られすぎた客が美容師に文句を言うんですが、この美容師がまた「いや、髪の毛乾かしたらちょうどよくなるって」と口答えするんです。おもしろすぎる。まぁ、ここにあげた2つの例はそれぞれ「非難」「不満」という章からのものなので特に強烈なんですが。

それ以外のものでも、例えば「ひさしぶりにであって(対話18)」では、最初は「いやー2年ぶりだねー、外国にでも行ってたの?」という台詞から始まるんですけど、「ところであなた太ったねぇ。」という会話に発展するんです。「ひさしぶりにであう」という設定で、「あなた太ったねぇ」なんて台詞が教科書に出てくるなんてねぇ。でもこの教科書で学んだことは、いざ中国人と会話すると本当に役に立ちました。

上級者向けの教材だけあって、聞き始めたときには「速いなぁ」と感じました。でも姉からしっかり勉強方法も伝授されたので、めげずに教えられた通りにこなしていきました。

といっても、分厚い教科書の対話部分のみをコピーしてノートに貼り、分からない単語や声調が曖昧なところはどんどん書き込んでいき、ひたすらテープを聴いてシャドーイングする、、というシンプルな勉強法なんですけどね。これもとにかく聞きまくりました。かなりの量ですが全ての対話を教科書を見ずにシャドーウィングできるまで聞き込んだと思います。そのうち何十個かの対話は空で言えてしまうぐらい、1年半ほど毎日毎日聞きました。対話になっているものは全て男性と女性のやり取りなのですが、台詞によって男性の声、女性の声と自分の声を知らず知らずのうちに変化させ、また口調を真似てしまうぐらい練習しました。

姉とはその後数年間、この教科書の対話によく似たシチュエーションに出くわした時に(その対話を)再現したり、ある中国語のフレーズを口にしたときに、そのフレーズが含まれていた対話の残りの部分を続けたりしてました。ああ、マニアック。

今回、この投稿を書くにあたって、久々にこの教科書を眺めていたのですが、本当にいい教科書だなぁとつくづく思いました。

でも例えこの教科書がどれだけ素晴らしいものであっても、「これだけやれば、中国語がめっちゃうまくなる」かどうかは分かりません。ただ私にとって間違いなくよかったことは、その言葉を信じてひたすら毎日この教科書を使って、上で紹介した方法で練習したことだったと思います。「こんなことして、本当に上達するのかな?」という疑いを抱かずに済んだことはとても重要なことだったと思います。

参考までに本文で紹介した3つの対話を下に書いておきます。こんな感じですよ~。
次回は教科書を飛び出して、もっと楽しく中国語を学ぶ方法を書いていきます。


対話162.交通違反
-喂,同志!停车!
-怎么啦? 交警同志。
-红灯没有看见吗? 你怎么搞的,想闯红灯吗?
-别人都骑车过去了,为什么只叫我停车?
-你这人怎么这么不明白,别的自行车都是右转弯,你是一直走的。请靠在马路边,罚了款再走。
-这似乎太不公平了吧?

対話147.理髪
-慢着,慢着!你给我剪得太短了吧?
-别忙,你听我说,吹风以后就不觉得太短了。
-你剪得太过于短了,太难看了。让人觉得不舒服。丑得没法说了。
-别着急,洗过吹吹就漂亮了。
-算了吧! 反正已经这样啦!有什么办法呢?

対話18.ひさしぶりにであって
-哟! 小文!是什么风把你吹来了的? 两年不见,出国了吗?
-没出国。我和地质队到海南岛考察去了。你好吗?
-还可以,就是忙一点。你胖了,发福了。
-我胖了一点,因为常在野外工作,吃得多。


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by Mei_Mokh | 2010-04-23 23:54 | 中国語学習法
2010年 04月 22日

私が使った中国語教材 その2

e0152956_14473538.jpg当時は大型書店に行っても初級向け以外の中国語の参考書はあまり種類がなかったし、インターネットで書籍を買うことも一般的ではありませんでした。そんな訳で少ない選択肢から選んだものですが、とても気に入ったし、役に立ちました。

『今すぐ話せる中国語 初級編』 小倉 憲二・林 博明,東進ブックス,1200円
『今すぐ話せる中国語 応用編』 沈 躍・小倉 憲二,東進ブックス,1300円
『今すぐ話せる中国語 自由自在編』 董 トウ・小倉 憲二,東進ブックス,1500円
 (値段は本体価格です)

Amazonなんかで調べてみると、これらの書籍は今では中古品しか手に入らなかったり、初級編はVersion 2が出ていたりするみたいです。

もったいないことに、これらの教科書は今手元にはもうないので思い出しながら書いてみます。3冊とも対話がメインの参考書で、特に応用編・自由自在編では登場人物の台詞もかなり長くなっています。文法の説明や練習問題もあったのですが、私はほとんどやりませんでした。かなりせっかちなので、付属CDに収録されている各章の導入(短い音楽や日本語の「第1章、自己紹介(仮です)」なという音声など)は全てカットしてMDに録音し、中国語対話の音声のみを繰り返しほぼ覚えてしまうまで聞いていました。「繰り返し聞く」というのは、1冊分の対話音声を1日最低2回は聞くのを(私の場合は往復分の通学路で)半年以上続けたという感じでしょうか。教科書を見ないで音声を聞く場合は、シャドーウィングできるか最低でも聞いて全ての単語の意味が分かって音が聞き取れる状態で行っていました。

同時に適度な量の中級向けの読み物なんかもちょっとづつ読んでいましたが、メインは上の3冊の教科書と、前回紹介した『一年生のころ』を引き続き使っていました。これら3冊の教科書を、文字を見ないでシャドーウィングできるようになったころから少しずつ自分の言いたいことを言えるようになってきたかな。

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by mei_mokh | 2010-04-22 14:59 | 中国語学習法
2010年 04月 21日

私が使った中国語教材 その1

e0152956_1601171.jpg私が中国語を勉強し始めた8~9年ほど前に比べると、中国語の学習用教材は数も増えたし、学術的な意味で内容が優れているものがどんどん登場しているのはもちろんのこと、デザイン等も垢抜けたものが本当に増えたと思います。

今週は中国語のおすすめ教材と勉強法を書いていくと前回書きましたが、まずは「おすすめ」というより「実際に自分が使って良かった教材」から書いていきます(まぁ、つまりおすすめなんですけど)。今となっては内容的に古くなってしまったものや、手に入りにくいものもありますが、なるべくそれらの教材を用いた普遍的な勉強法を同時に紹介していきますね。

私は中国語も英語もかなり独学で学んだ部分が多いので、(もしそんなものがあるならば)世間一般の勉強方法・順序とは少々隔たりがあるかもしれません・・・が、中国語初級の勉強法に関してはみーんなが口を揃えて言う「まずは発音」に大賛成です。読んで意味は分かるし書くこともできるけど、きちんとした発音でしゃべれない、そして聞き取れないというのは、日本人が陥りやすい問題点かもしれません。特に検定試験などに受からなければというプレッシャーが強いほど、点を取れる勉強法に集中しすぎて発音がおろそかになってしまうことが多いのではないでしょうか。

多くの中国語教材には「基本音節表」または「声調一覧表」などと呼ばれる、普通語(=標準中国語)に登場する全ての音の組み合わせが示された表がついています。できれば音声がCDに収録されているものを買って、覚えるまで毎日ひとつひとつの音を発音するのが、正しい声調を身につけるいちばん良い方法だと思います。時間かかるし、おもしろくないですけどね^^; 確か昨年度のNHKテレビ中国語会話でレギュラーだった北陽の虻川美穂子さんも、自宅のトイレに音節表を貼り付けて毎日声に出して練習しているとおっしゃっていたように思います。トイレに貼るのはいい案ですね~。

具体的に私が一番最初に使った教科書は以下の2冊です。
-『改訂版 語法ルール66』CD付 相原茂・玄宜青著,朝日出版社 2,000円
-『改訂版 一年生のころ』CD付 相原茂・陳淑梅・飯田敦子,朝日出版 2,625円

今手に入るのはどちらも改訂版ですが、内容に大きな変化はありません。

振り返ってみて「よかったなぁ」と思うことは分厚くない2冊の教科書を同時に使ったことでした。1冊の教科書では何度読んでもよく分からない箇所が、もう一方の教科書ではわりとすんなり理解できたということが多々ありました。

『語法ルール66』の方は、名前の通り基本的な文法を中心に練習問題を豊富に織り交ぜて構成されているものです。個人的にはこちらの方は、別にこの教科書じゃなくてもよかったかな~と思ってます。書店に行かれて、基本的な文法が簡潔に説明されているもので、ご自分に合うものを見つけられたらいいかと思います。

しかし『一年生のころ』の方は、この教科書を初めにやったからこそ、いっきに中国語に興味を持ったのではないかと思ってます。上の紹介にはCD付とだけ書いてありますが、恐らく(教科書の)ストーリーの実写版が収録されたDVDも付いているはずです。これがおもしろかったんですよー。主な登場人物は大学生の女の子2人と男の子1人なんですが、恋愛あり、駆け引きありで、エンタメ大好き(今でもお笑い番組やドラマを見て語学の勉強をするのが大好き)な私には打ってつけの1冊でした。女の子も垢抜けててかわいかったし。

その頃はまだジャッキー・チェンとテレサ・テン以外の華流スターはマニア以外にはあまり知られていなかった時代だし、少なくとも私には「中国の同世代の若者」をイメージすることができませんでした。このDVDのおかげで、「教科書の中だけ」や「ニュースの中だけ」の中国語ではなく、実際に同世代の子たちが話している生き生きとした中国語を初めから自分が目指すものとしてインプットすることができました。これは大きかったですねぇ。登場人物の台詞も基本的な語彙・文法から成り立っているし、ストーリーとストーリーの合間に紹介される常用フレーズ(あいさつ、数字など)も頭に残りやすくて、すごく役立ちました。当時はDVDではなくビデオでしたが、本当に何度も何度も繰り返し見ました。

この2冊の教科書を終えた時点での成果は、ピンインが一通り読めるようになったことと、『一年生のころ』の台詞を全部覚えたことです。今でも中国語を話しながら「このフレーズは、『一年生のころ』で出てきたなあ」ということがよくあります。やっぱり丸覚えって強いですね~。

・・でも、多分文法はあんまり気にしてなかったんじゃないかな。少なくとも2冊の教科書を終えたぐらいで、私の頭では基本文法をすんなり消化してしまうなんてことは無理だったと思います。ここで適当な性格が幸い(?)したんですねー。教科書に出てきたことをほぼ全部理解してから次へ・・・なんてことは全く頭に思い浮かばず、次に丸暗記できる楽しそうな教材を求めて書店へ行きました。

次回はこの2冊の教科書の後に使った教材を紹介します。


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by Mei_Mokh | 2010-04-21 16:07 | 中国語学習法
2010年 04月 19日

「国産トライリンガル」について

e0152956_12521058.jpg前回、ふたつの言語を同時に学ぶことの利点について書いて、「そんなわけで、『国産トライリンガルのススメ』です」と締めましたが…。

私は英語も中国語もまだまだ勉強中で、発音も完璧というには程遠いだろうし、しょうもない文法の間違いもいっぱいするので、本当の意味での「トライリンガル」どころか「バイリンガル」でさえありません。「バイリンガル」という言葉には、表面的な言語能力だけでなく、「バイカルチュアル」という意味も含まれるべきだろうし。

さらに、「国産」つまり「国内で英語と中国語を身につける」ということに関しても、別に心から推奨しているわけではありません。経済的・精神的・時間的な余裕があるならば、やはり自分の目で異国・異文化を見るべきですよね!その体験は何者にも替え難い財産となるんじゃないかな。私自身、若いときに勇気がなくて留学しないまま終わってしまったのですが、やはりチャンスがあったのに行かなかったことは、今でも後悔してます。

じゃあ何で「国産トライリンガルのススメ」なんて名前をこのブログにつけたかと言うと・・・
ひとつは、「あ~、読んでみようかな~」と思ってもらえるような、ちょっとインパクトのある名前が他に思いつかなかったから。
もうひとつは、自分自身が国内で英語・中国語を勉強して、ある程度不自由なくコミュニケーションをとれるようになったので、「私も留学はできないけど、英語・中国語を身につけたい!」という方、がんばってくださ~い、全然不可能なことじゃないですよ~、楽しいですよ~、よかったら参考にして下さいね~、ということを言いたかったからです。「留学できないし、時間ないし、やり方分からないし」で諦めてしまわないでね、ということが伝わればいいなぁと。

そしてもうひとつ書いておくと、私は一緒に生活している旦那が英語話者だし、幼少期に中国に滞在したことがあるので、「日本で英語・中国語を身につけた」というと、「え~、それはずるい」と言われるかもしれません。
でも大学2年生ごろに突然英語に目覚めるまでは、まーったくしゃべれませんでした(むしろ、しゃべれるようになったから、英語話者の旦那と結婚した)。中国語も発音面に関してはアドバンテイジがあったかと思いますが、きちんと文法や語彙を勉強したのは大学3年生になってからです。昔は、自分が勉強をすればいつか話せるようになる、ということにすら気がついていませんでした。そして勉強を始めてからも、自分の言いたいことを言えず、自分よりもうまく話す友達を見ては何度も何度も悔しい思いをしてきました。それを何とか克服してきたので、まぁ「国産トライリンガル」と言ってもいいんじゃないかな~と思って、こんな名前をつけました。

今週は、中国語のおすすめ教材・勉強法について書いていきますね~。


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by Mei_Mokh | 2010-04-19 12:53 | バイ(トライ)リンガルについて
2010年 04月 16日

中国語を勉強したおかげで、英語がうまくなった!?

e0152956_23525980.jpgこれまでずーっと英語学習のことばかり書いてきましたが、ここからはちょっとずつ中国語のことも書いていきます。

この間、調子にのって外で英語をしゃべっていたら、そこにいた日本人の方(その方も英語を話します)に、「もしかして英語以外にも何語か話されますか?」と聞かれました。そんで「なんで分かったんですか?」となりました。

でもこの質問、初めてではありませんでした。過去にも調子にのって英語をしゃべってるときに、何度か聞かれたことがあります。海外でも(日本人以外の人にも)同じようなことを聞かれたことがあります。

「なんで分かったんですか?」と聞くと、その方は「いやー、ひとつの言語が得意な人って、他にも話せるっていうことがわりとあるから」とおっしゃっていました。

私は「子供の頃から外国語が大好きで、中学校のときから英語の成績だけはいつもよかった」…なんていうタイプでは全然ありませんでした。大学は英文科出身なんですが、それも「英語が好きだから」という理由で選んだのでは全くなく、そこしか受からなかったから…でした。

それがちょっとした偶然が重なり、大学2年生ぐらいの時から急に真剣に英語を勉強し始め、その翌年に少々基礎のあった中国語を「じゃあ、もういっこ」という感じで勉強しはじめました。またいつか書きますが、中国語には幼い頃に触れるチャンスがあったのですが、成人するまで全く興味がなかったので(むしろ、あまり好きでなかった)、不自由なく話せるようになるまでにはかなりの努力をしました。

私は英・中の両言語とも最初からスピーキングの練習に重点をおいてきましたが、英語を真剣に勉強し始めてから2~3年ぐらいの間はとにかく「前もって頭の中で文を作ってしまわないと話せない」つまり「考えながら話すことができない」ということが大きな悩みのたねでした。当然ですが、動詞を目的語よりも先に言わなければならない英語は、日本語話者の私にはとても難しかったのです。見栄っ張りなんで、周りには流暢に話しているように聞こえていたとしても、頭の中ではいつも必死に作文をしていました。例え相手の話を聞くのをないがしろにしてでも・・・。

でも徐々に「考えながら話す」ことができるようになりました。その結果、自分の言いたいことを英語で随分自由に表現できるようになりました。科学的な根拠は何もないのですが、私はそのことと、時を同じくして中国語で自分の言いたいことをある程度表現できるようになったことに関係があると思っています。

私にとっては、英語には英語の難しさ、中国語には中国語の難しさがあり、どちらがより難しいとは一言では答えられません。それでも「ある程度言いたいことを表現する」というレベルに達するのは、確実に中国語の方が速かったと思います。文法の間違いや語彙が足りない、語彙の使い方が適切でないなど様々な問題があったとしても、「こんなにたくさん単語を覚えても、簡単なことさえスラスラ話せない!」という英語に対して感じていたフラストレーションを、中国語の時に感じることはほとんどなかったように思います。複雑なことを表現しようとするとうまく言えず、たちまち「イライラ!!!!」ときてましたが^^; あくまで「ある程度」の話です。

中国語の方が英語より日本語に近い*のか、それとも英語はスピーキングに重きをおかない中学・高校の(英語)教育がネックになってすぐに口から出てこない癖がついてしまっているのに対し、中国語は初めからすぐによりうまく話せるようになることを目的に学習したからなのか・・・分かりません。でも私は体験的に中国語を勉強したおかげで、英語がわりと自由に話せるようになったと信じています。

ふたつの言語を勉強すると、その分時間が余計にかかるし、どちらも中途半端になるという面もあると思います。そもそも、忙しい毎日の中でひとつの言語を勉強する時間をとるだけで精一杯ですよねぇ。それでも少し長い目で見れば、少なくとも私にとっては中国語を勉強したことは英語にもプラスに働いたと思っています。中国語を話す練習を通して、英語をどうやって話せばいいかを学んだというか・・・。

そんなわけで、「国産トライリンガルのススメ」です。

*中国語も基本的な構造は英語と同じ主語・動詞・目的語のSOV言語ですが、"把"構文なんかを使えば日本語と同じSVOになるってので、「文法的には英語と日本語の中間に位置する」という考え方もありますよね。

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by Mei_Mokh | 2010-04-16 23:58 | バイ(トライ)リンガルについて