国産トライリンガル(英語・中国語)のススメ

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2011年 05月 03日

これから中国語を始める方へ

e0152956_9254423.jpgこのブログでは中国語・英語ともに上級者向けの学習法の紹介が多いのですが、以前リクエストを頂いたこともあって、特にこれから始めようという方が多い中国語の初級者向けの学習法を紹介したいなとずっと思っていました。遅くなってしまいましたが(すみません!)、今回おすすめ学習法について書いてみたいと思います。

とはいえ・・・

よく中国語が上手な人に「学習のコツは?」と聞くとたいてい“多听(たくさん聞いて),多看(たくさん読んで),多讲(たくさん話す)”などという答えが返ってきますが、それって要するに全部やん?!ってことですよね。

英語に関しては中級・上級という方もたくさんいらっしゃると思いますが、皆さんがご存知の通り「あの人はこのやり方で勉強したからすっごい英語がうまいらしいよ!」や「この教科書を使ったから、英語力が急にUPしたらしいよ」なんていう学習法は残念ながら存在しませんよね。それぞれに適した学習法は異なっているので、自分に合う学習法を試行錯誤しながら見つけてコツコツ努力していく・・・という以外には英語であれ中国語であれ習得する道はないと思います。まさに「学問に王道なし」と言いますか。。

なので、残念ながら「この参考書は目からうろこですよ~~!これを使ってこんな風に勉強して下さい!」という種類のアドバイスは何もできないのですが、中国語を学習するにあたって1つだけ強くおすすめしたいことがあります。

以前NHKの中国語講座を担当していた相原茂先生が『中国語 発音良ければ 半ばよし』と様々なところでおっしゃっていますが、その通りだと思います。「中国語は発音が難しい言語」と言われますが、まぁそうだと思います。そして正確に発音できなければびっくりするほど通じません。おかした発音ミスがミニマルペアのミスであろうと、文脈から考えて「それ以外ないやん・・・」というような場合であろうと、しっかり発音できなかったらまーったく通じないことがあるんでびっくりします。

英語なんかだと例え「それっぽく」話せても、やはり文法・理論の立て方・話す内容などソフトの面をきっちりしていかないとすぐにボロが出る・・・というところありますよね。でも中国語はどんなにしっかりした文法でどんなにいいことを言っていても、発音が悪かったら「発音が悪い」という評価が下されるだけでなく、とにかく「通じない」んです。

自分で言うのもなんですが私は中国語の発音はわりといいです。以前日本在住のマレーシアの華僑の方と知り合う機会があって、中国語で話していると「今まで会った日本人の中でいちばん中国語上手ですよー。友達に北京大学に4年留学して学位をとった日本人がいるけど彼より上手だ!」と言われたことがあります。でも普通に考えてそんなことはあり得ないです。若い頃に留学してどっぷり漬かった人たちにはかなわんと思ってます(彼がマレーシアの華僑というところがまたひと癖ある話ですが)。「そりゃないでしょ。まだボロが出てないだけよ。」というと、「あぁ、そりゃ4年留学してた友達は語彙やら文法やらは素晴らしいけど、発音が何せ日本人なんだよ。」ってことでした。

では中国語の正確な発音を学ぶにはどうしたらよいか。私は以下の2点をおすすめします。

(1)発音に関しては独学をしない。
(2)ネイティブの先生だけでなく、日本人の外国語として中国語を習得した先生について習う。

まず1点目ですが、これは発音が難しい言語とくれば、独学で(正しい発音を)習得するのがどれだけ困難かはお分かり頂けると思います。はじめからレッスンを受けてゼロから発音を学ぶというのがラクチンですが、参考書を買ってきてしっかり自分でやってから、レッスンを受けて発音をチェックしてもらう、というのもいいかと思います。とにかく文法などをどんどん学習していく前に、母音・子音・声調がしっかり通じるものであるかをチェックしてもらって下さい。

そして2点目。まさに先生によりけりだと思いますが、なかなか自宅や職場の近所にある中国語教室やWEBレッスンなんかで、「今のあなたの発音は調音的にこういう問題があるからおかしい。もっとこんな風にしたらよい。」なんて指導をできる先生に巡り会える確率は一般的にかなり低いですよね***。それが自分自身も中国語を学んできた日本人の先生なら、どこが間違えているのかをわりと簡単に指摘できるし、間違った発音の実演もできます。理想的なのはネイティブの先生と日本人の先生に同時に習えて、なおかつ他の悪い例をたんと聞ける大学の授業なんですが、まさかそのために大学に通うってのは無理なんで・・・。

英語教室なんかだと日本人の先生もわりといますが、大学以外の中国語教室(WEBレッスンも含め)にはなかなか日本人の先生はいないみたいですね。

そんな訳で日本人の先生に中国語を習う環境がないという方に100歩譲っておすすめしたいのがNHKの中国語講座「テレビで中国語」です。なんとも残念なことに今年は陳淑梅先生というネイティブの方が先生なのですが、いずれにしてもテレビなので自分の発音間違いを個人的に直してもらえることはないので、まぁそこは諦めて・・・。テレビ講座の何がいいかというと、日本人アシスタントの発音が聞けることです。客観的に間違った発音が聞けること、そして間違った発音が修正されるプロセスを聞けることは大変為になります。もう5月になってしまったので、「ゼロから・・・」とはいきませんが(う・・・更新さえ順調にしていれば4月前にこの記事をUPできたのですが)、まだまだ巻き返しはきく時期です。今から見ても為になること間違いなしなので、よかったら是非ご覧になってみて下さい!

放送時間は以下の通りです。

月曜日 午後11:00~11:25  再放送:金曜日 午前6:00~6:25
(NHK教育テレビ)

NHK語学番組のアシスタントのお姉さん(お兄さんの場合もあるのですが)にはお金をかけた方がいいというのが持論なのですが、今年は「テレビで中国語」がんばりましたね~。紀香さんです。

中国語学習法の話、まだ続きます。

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by mei_mokh | 2011-05-03 09:14 | 中国語学習法


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