2010年 10月 01日

子供のバイリンガル教育その3

e0152956_22432069.jpg私自身は英語に関しては完全に、中国語に関しても文法などをきちんと学習し語彙を増やす努力をするなどしたのは大人になってからなので、過去の投稿で何度か書いたように本当の意味でのトライリンガルどころかバイリンガルでさえありません。でもすこーーしだけ、バイリンガルの子供たちが抱く親の言語に対する複雑な思い(のようなもの)を体験したことがあります。

それは、3歳上のもともと中国語がわりとできた姉が、大学生の頃に中国語を改めて勉強し始め、みるみるうちにはまってしまい、しょっちゅう中国人の友達と一緒に過ごしては彼女たちと中国語を話しまくるようになったときのことです。私たちは子どもの頃に数年間中国に住んだことがあったのですが、そのときの「中国」に対する印象があまりよくなかったんです。80年代の話なので、中国での生活はかなり不便だったし、幼かったため異文化を楽しむことが全くできなかったんですね。だから帰国以来、「中国」と名のつくものは意識的に避けていたように思います。そんな中、こともあろうに姉が中国語を話し始めたんです。家で彼女が友達と電話で話している声なんかが耳に入ってきますよね。それを聞くのがなんとも言えず辛かったんです。なんなんでしょう・・・あの気持ちは。「両親がケンカするのを聞きたくない!耳をふさいでしまいたい!」という気持ちに少し似ていたかな。そう、聞くのが「辛かった」んです。姉はその頃から英語も上手に話していたのですが、英語に関しては「かっこいいな~。もっとしゃべってしゃべって~。」なんて言ってました。やっぱり自分は話せなないながらも本物の中国語を知っていて、中国にまつわるネガティブな印象なんかが頭に入っていたことと関係があるのかな。

それがひょんなことから(どんなきっかけだったか、また別の機会に書きます)自分も中国語にはまり、人目も気にせず話しまくるようになったんだから、勝手なもんですが^^; 

このへんのバイリンガルの子供たちの複雑な気持ち、学問的に研究されているのだろうか?「第二言語習得」の分野なんかでは、ここまで心理的な問題は取り扱われてないのかな?

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by mei_mokh | 2010-10-01 22:41


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