2010年 07月 30日

言いよどみ方その2

e0152956_22275930.jpgこんにちは。前回も書いたように、もうつわりはだいぶ治まってきたのですが、一旦コンスタントに更新するという癖がなくなってしまうと、自分が好んで書いているブログとはいえ続けるのにはわりと強い意志がいるもんですねぇ。面倒くさいことはとことん続かない私が、「やっぱり頑張って書くぞ~」という気になれるのは「語学が好き!」という気持ち以外に、コメントを下さる皆さまや、更新がない間もここにきて下さる方がいるおかげです。本当にありがとう!

ひっぱりすぎて(何も故意にひっぱっている訳ではないのですが)、どんな話の流れだったか分かりにくくなってしまっていると思うので、そこんとこからちょこっと書いておきます。

外国語を話す際に、非常に表面的なことではあるけれども、「ペラペラ喋ってるようにみせる」というのが大事になってくることがあります。ペラペラ喋れるようになるためには、「単語やイディオムをたくさん覚える」「発音に気をつける」などすぐには効果が表れない地道な努力がもちろん必要なのですが、(ペラペラ喋っているようにみせる)即効性のあるコツもいくつかあると思います。ここ数回に渡って、そのコツを紹介しています。

今回ご紹介するのは、スラスラ説明できないときなんかに、いかにうまく言いよどむか、ということについてです。

言いよどみ方を3分類してご説明していますが、今回は2種類目の「えーと」「あのー」「んー」・・・など言いよどむとき専用に使う表現(以下、フィラー)を使う方法です。

英語では"well", "umm(「アムー」、という感じの音です)", "you know"などが典型的。
中国語では"啊-", "这个", "那个"といったところですね。

日本語で「ん"ー」「あ"ー」とダミ声で言ってしまったり、「・・・」とパッタリ黙ってしまう前に、英語なら"well"や"umm"と言う。中国語なら "这个ー"や"那个ー"と言う。ちなみに中国語の場合、日本語の「あのーーー」と同じような感じで、"那个ーーー"と延伸させてもOKだし、"那个、那个、那个"というように反復させてもOKです(英語で言いよどむ時に"well, well, well"とするのはおかしいと思いますが)。中国語のネイティブの発話なんかを聞いてても、"那个、那个、那个、那个、那个、那个""と、「一体何回言うねん」というくらい繰り返される場合がありますよね。

1種類目の言いよどみ方でご紹介した表現と合わせ技でいったら、なおよし(間がもつ)です。例えば"you know, well, how can I explain"、"那个、那个ーー、怎么说呢"なんて言うように。

その他に英語で覚えておくと便利なものに"kind of", "sort of", "like"があります。「~って一体何?」なんて言われて(例えば"what's OMIKOSHI?"と言われたとして)すぐに答えが出てこないときは、とりあえず "That''s a kind of like, umm, kind of, you know, that's something which you can see at Japanese traditional summer festivals"といった感じでフィラーでつないでいる間に、次に何と言うか考えればいいんです。しかもここではお神輿が何かをびしっと説明するのではなく、「お祭りで見られる」という超一般的な説明から入ってます。楽ちん楽ちん。言えることから言っていきましょう。例え"that's a kind of"と始めてはみたものの、なかなか後が続かなくても、初めっから黙ってしまうより一言でも英語で何か発しておく方がずっといいと思います。

あと"I mean"というのも、言いよどんでしまってもう一度言いなおしたい時や、とにかく言葉が出てこないときに便利ですね。ちなみにAnderson Cooperは"I mean"を発話冒頭に持ってくることがよくあります。"I mean"を「私が言いたいのは・・・」と頭の中で訳していると、発話冒頭でいきなり言われると変な感じがするんですけど^^;

中国語でも「~みたいな」に近い表現で"好像"*は便利ですね。"比较"も「比較的に」という固い意味合いだけでなく「けっこう」「わりと」という感じで動詞・形容詞の前でどんどん使っていけば「・・・」という沈黙は避けられます。 以前『康熙來了』のある回の中で蔡康永が"所以比较没有坐在那里的资格的人是小镇吧"(確かこんなセリフ)と言っていたのを聞いて、なんとなくびっくりしたのを覚えています。"比较"ってそんな風に使ってもいいんかー、と。

英語("kind of", "sort of" , "like")にしても、中国語("好像", "比较")にしても、これらはぼかし表現なのであまり多用しすぎると「なんかー、みたいなー」を連発するしまりのない話し方になってしまうかもしれません。それでも言葉が出てこずに「・・・・」となるよりはいい場合もあるのでは?こういう表現がスラスラ出てくるようになると、本人もなんか喋れている気になるしね。

あと接続詞ですが、"and then"や"然后"も文と文をつなぐときに積極的に使っていったらいいと思います。

是非、言いよどみ方種類1と合わせて使ってみて下さい。

*例えば、"我记得好像有听他讲过说,有一次打高尔夫球,不小心他的球击中了一只乌鸦。。"(アルク中国語ジャーナル2006年1月号、徐若瑄インタビューより) "我记得好像有听他讲过说"なんて時間稼ぎに最適なフレーズですね^^;

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by mei_mokh | 2010-07-30 22:28


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