国産トライリンガル(英語・中国語)のススメ

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2010年 04月 21日

私が使った中国語教材 その1

e0152956_1601171.jpg私が中国語を勉強し始めた8~9年ほど前に比べると、中国語の学習用教材は数も増えたし、学術的な意味で内容が優れているものがどんどん登場しているのはもちろんのこと、デザイン等も垢抜けたものが本当に増えたと思います。

今週は中国語のおすすめ教材と勉強法を書いていくと前回書きましたが、まずは「おすすめ」というより「実際に自分が使って良かった教材」から書いていきます(まぁ、つまりおすすめなんですけど)。今となっては内容的に古くなってしまったものや、手に入りにくいものもありますが、なるべくそれらの教材を用いた普遍的な勉強法を同時に紹介していきますね。

私は中国語も英語もかなり独学で学んだ部分が多いので、(もしそんなものがあるならば)世間一般の勉強方法・順序とは少々隔たりがあるかもしれません・・・が、中国語初級の勉強法に関してはみーんなが口を揃えて言う「まずは発音」に大賛成です。読んで意味は分かるし書くこともできるけど、きちんとした発音でしゃべれない、そして聞き取れないというのは、日本人が陥りやすい問題点かもしれません。特に検定試験などに受からなければというプレッシャーが強いほど、点を取れる勉強法に集中しすぎて発音がおろそかになってしまうことが多いのではないでしょうか。

多くの中国語教材には「基本音節表」または「声調一覧表」などと呼ばれる、普通語(=標準中国語)に登場する全ての音の組み合わせが示された表がついています。できれば音声がCDに収録されているものを買って、覚えるまで毎日ひとつひとつの音を発音するのが、正しい声調を身につけるいちばん良い方法だと思います。時間かかるし、おもしろくないですけどね^^; 確か昨年度のNHKテレビ中国語会話でレギュラーだった北陽の虻川美穂子さんも、自宅のトイレに音節表を貼り付けて毎日声に出して練習しているとおっしゃっていたように思います。トイレに貼るのはいい案ですね~。

具体的に私が一番最初に使った教科書は以下の2冊です。
-『改訂版 語法ルール66』CD付 相原茂・玄宜青著,朝日出版社 2,000円
-『改訂版 一年生のころ』CD付 相原茂・陳淑梅・飯田敦子,朝日出版 2,625円

今手に入るのはどちらも改訂版ですが、内容に大きな変化はありません。

振り返ってみて「よかったなぁ」と思うことは分厚くない2冊の教科書を同時に使ったことでした。1冊の教科書では何度読んでもよく分からない箇所が、もう一方の教科書ではわりとすんなり理解できたということが多々ありました。

『語法ルール66』の方は、名前の通り基本的な文法を中心に練習問題を豊富に織り交ぜて構成されているものです。個人的にはこちらの方は、別にこの教科書じゃなくてもよかったかな~と思ってます。書店に行かれて、基本的な文法が簡潔に説明されているもので、ご自分に合うものを見つけられたらいいかと思います。

しかし『一年生のころ』の方は、この教科書を初めにやったからこそ、いっきに中国語に興味を持ったのではないかと思ってます。上の紹介にはCD付とだけ書いてありますが、恐らく(教科書の)ストーリーの実写版が収録されたDVDも付いているはずです。これがおもしろかったんですよー。主な登場人物は大学生の女の子2人と男の子1人なんですが、恋愛あり、駆け引きありで、エンタメ大好き(今でもお笑い番組やドラマを見て語学の勉強をするのが大好き)な私には打ってつけの1冊でした。女の子も垢抜けててかわいかったし。

その頃はまだジャッキー・チェンとテレサ・テン以外の華流スターはマニア以外にはあまり知られていなかった時代だし、少なくとも私には「中国の同世代の若者」をイメージすることができませんでした。このDVDのおかげで、「教科書の中だけ」や「ニュースの中だけ」の中国語ではなく、実際に同世代の子たちが話している生き生きとした中国語を初めから自分が目指すものとしてインプットすることができました。これは大きかったですねぇ。登場人物の台詞も基本的な語彙・文法から成り立っているし、ストーリーとストーリーの合間に紹介される常用フレーズ(あいさつ、数字など)も頭に残りやすくて、すごく役立ちました。当時はDVDではなくビデオでしたが、本当に何度も何度も繰り返し見ました。

この2冊の教科書を終えた時点での成果は、ピンインが一通り読めるようになったことと、『一年生のころ』の台詞を全部覚えたことです。今でも中国語を話しながら「このフレーズは、『一年生のころ』で出てきたなあ」ということがよくあります。やっぱり丸覚えって強いですね~。

・・でも、多分文法はあんまり気にしてなかったんじゃないかな。少なくとも2冊の教科書を終えたぐらいで、私の頭では基本文法をすんなり消化してしまうなんてことは無理だったと思います。ここで適当な性格が幸い(?)したんですねー。教科書に出てきたことをほぼ全部理解してから次へ・・・なんてことは全く頭に思い浮かばず、次に丸暗記できる楽しそうな教材を求めて書店へ行きました。

次回はこの2冊の教科書の後に使った教材を紹介します。


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by Mei_Mokh | 2010-04-21 16:07 | 中国語学習法


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