2010年 04月 16日

中国語を勉強したおかげで、英語がうまくなった!?

e0152956_23525980.jpgこれまでずーっと英語学習のことばかり書いてきましたが、ここからはちょっとずつ中国語のことも書いていきます。

この間、調子にのって外で英語をしゃべっていたら、そこにいた日本人の方(その方も英語を話します)に、「もしかして英語以外にも何語か話されますか?」と聞かれました。そんで「なんで分かったんですか?」となりました。

でもこの質問、初めてではありませんでした。過去にも調子にのって英語をしゃべってるときに、何度か聞かれたことがあります。海外でも(日本人以外の人にも)同じようなことを聞かれたことがあります。

「なんで分かったんですか?」と聞くと、その方は「いやー、ひとつの言語が得意な人って、他にも話せるっていうことがわりとあるから」とおっしゃっていました。

私は「子供の頃から外国語が大好きで、中学校のときから英語の成績だけはいつもよかった」…なんていうタイプでは全然ありませんでした。大学は英文科出身なんですが、それも「英語が好きだから」という理由で選んだのでは全くなく、そこしか受からなかったから…でした。

それがちょっとした偶然が重なり、大学2年生ぐらいの時から急に真剣に英語を勉強し始め、その翌年に少々基礎のあった中国語を「じゃあ、もういっこ」という感じで勉強しはじめました。またいつか書きますが、中国語には幼い頃に触れるチャンスがあったのですが、成人するまで全く興味がなかったので(むしろ、あまり好きでなかった)、不自由なく話せるようになるまでにはかなりの努力をしました。

私は英・中の両言語とも最初からスピーキングの練習に重点をおいてきましたが、英語を真剣に勉強し始めてから2~3年ぐらいの間はとにかく「前もって頭の中で文を作ってしまわないと話せない」つまり「考えながら話すことができない」ということが大きな悩みのたねでした。当然ですが、動詞を目的語よりも先に言わなければならない英語は、日本語話者の私にはとても難しかったのです。見栄っ張りなんで、周りには流暢に話しているように聞こえていたとしても、頭の中ではいつも必死に作文をしていました。例え相手の話を聞くのをないがしろにしてでも・・・。

でも徐々に「考えながら話す」ことができるようになりました。その結果、自分の言いたいことを英語で随分自由に表現できるようになりました。科学的な根拠は何もないのですが、私はそのことと、時を同じくして中国語で自分の言いたいことをある程度表現できるようになったことに関係があると思っています。

私にとっては、英語には英語の難しさ、中国語には中国語の難しさがあり、どちらがより難しいとは一言では答えられません。それでも「ある程度言いたいことを表現する」というレベルに達するのは、確実に中国語の方が速かったと思います。文法の間違いや語彙が足りない、語彙の使い方が適切でないなど様々な問題があったとしても、「こんなにたくさん単語を覚えても、簡単なことさえスラスラ話せない!」という英語に対して感じていたフラストレーションを、中国語の時に感じることはほとんどなかったように思います。複雑なことを表現しようとするとうまく言えず、たちまち「イライラ!!!!」ときてましたが^^; あくまで「ある程度」の話です。

中国語の方が英語より日本語に近い*のか、それとも英語はスピーキングに重きをおかない中学・高校の(英語)教育がネックになってすぐに口から出てこない癖がついてしまっているのに対し、中国語は初めからすぐによりうまく話せるようになることを目的に学習したからなのか・・・分かりません。でも私は体験的に中国語を勉強したおかげで、英語がわりと自由に話せるようになったと信じています。

ふたつの言語を勉強すると、その分時間が余計にかかるし、どちらも中途半端になるという面もあると思います。そもそも、忙しい毎日の中でひとつの言語を勉強する時間をとるだけで精一杯ですよねぇ。それでも少し長い目で見れば、少なくとも私にとっては中国語を勉強したことは英語にもプラスに働いたと思っています。中国語を話す練習を通して、英語をどうやって話せばいいかを学んだというか・・・。

そんなわけで、「国産トライリンガルのススメ」です。

*中国語も基本的な構造は英語と同じ主語・動詞・目的語のSOV言語ですが、"把"構文なんかを使えば日本語と同じSVOになるってので、「文法的には英語と日本語の中間に位置する」という考え方もありますよね。

人気ブログランキングへ
[PR]

by Mei_Mokh | 2010-04-16 23:58 | バイ(トライ)リンガルについて


<< 「国産トライリンガル」について      そしていわゆる機関銃英語が聞き... >>